小学3年生の息子が学校に行きたがらなくなりました その4

学童で苦手な子ができたことがきっかけで学校に行きたがらなくなった息子。
即、学童をやめて1カ月ちょっとが経ちました。
そして今は、嫌な授業があると文句は言いますが、「行きたくない」とは言わなくなりました

学校に行きたくないと言われた時に取った対策

学校に行きたくない一番の原因である学童を辞めた他にも、いろいろ対策を取りました。
通学途中に会う4年生が意地悪をしてくるというので(あくまでも息子の主観ですが、息子がそう感じるのであれば、そうなのだろうと受け入れる)、途中までパパが付いて行ったり。
日々感じる学校での嫌なことを聞く時の姿勢を私が改めたり。
(どれだけ些細な事であっても「それくらい頑張りなよ」というのではなく、「そうか、それは大変だったね」と同調する。)
担任の先生と、息子の感情が高ぶった時の対応について共有しておくことで、息子が安心してクールダウンできる環境を整えたり。

息子理解のスタートラインにようやく立った

学校に行けるようにするための対策を考えたことをきっかけに、息子のことを初めて理解し始められた気がします。
親子とはいえ、息子は、私とは全く異なる性質を持った人間です。
でも子育て初心者の私は、自分と重ねて「普通はこうだから」というのを当てはめようとし過ぎていました
だから息子が敏感に感じ取るネガティブな事、怒りを「普通じゃないから流しちゃえ」という態度で聞いていて、それを当然の対応だと思ってきました。
親の気を引くために、大げさに言ったり、言ってみれば演技をしているのだと思っていたんです。

でも、今回学校に行きたくないと言われて初めて、息子の感じ方と私の感じ方は違うのだと気づきました
息子自身、本当にいっぱいいっぱいのところで頑張ってきていたのだ、と。
大げさに言ってる、とむしろ怒りに近い感情を持ってしまっていたのですが、そこは応援してあげなければならないところだった
9年目にして、ようやく気づけました。

今考えている次の一手は塾通い

今は比較的落ち着いていますが、次またいつ、どんなきっかけで状況が変わるかわからず、まったく楽観視はしていません
次の対策として考えているのは、塾に通う事です。
理由は3つ。

1つ目は、もしこの先、小学校に行けなくなったとしても、中学受験ができる基盤を整えておけば、新たな環境での仕切り直しをするきっかけになること。

2つ目は、息子の強みである学力を伸ばすことで、自信を持たせること。
学校で友達に「バカ」と言われたと凹んでたりするんですよね。
ケンカしたら言い合いになることもあるだろうし、そもそも相手の子の方がいつもテストの点数はそんなに…だったりするんですが、息子にはショックなことらしく。
学校外で明確に数値として学力レベルを認識できれば変わるかな、と思っています。

3つ目は、勉強に真剣に取り組むこと、勉強の楽しさをわからせること。
学校の授業は苦手な子に合わせるので、繰り返しが多かったり、ゆっくりだったりして、それが辛いらしいのです。
その結果、授業中の集中力が低下すると思われます。
(もちろん、息子自身の性格もあるし、まじめな子はつまらなくてもちゃんとまっすぐ聞いてるんですが)
より高度なことを学ぶことで、新しい幅広いことに興味を持って学ぶことの楽しさを知り、まじめに授業を聞く姿勢を身に付けてくれるのではないか、と期待しています。

塾代は他の習い事の何倍もする高額ですが、息子の今後のためのいわば保険料と考えれば必要経費かなと考えています。

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