家庭菜園の害虫はつまんで駆除するのが一番。でも息子よ、その取り方はやめてほしかった…。

息子がベランダでミニトマトを育てています。
毎朝、「芽が出た!」「大きくなった!」と喜びの声をあげていたのですが。

先日は「うわああああ!!!ママ、来て!!いいから来て!!」と。

 

マンションのベランダで育ててもアブラムシがつく

見てみると20~30匹のアブラムシがミニトマトにたかっていました。
ベランダにある植物は息子のミニトマトだけなのに、どこからくるのか本当に不思議です。

以前、”植物を育てるのに成功したことがない人でも大丈夫!虫が最もつきづらく育てやすい!”というポップに惹かれて購入したレモンバーム。
ベランダどころか、台所においていたのに、イモムシみたいのがどこかからやってきて、3日目にはダメになりました…。

空気中に卵が飛んでるのか!?
虫の生命力ってすごいです。

 

殺虫剤は家庭菜園の野菜にはきつすぎる

息子のミニトマトはまだまだ小さいので、そのまま放置しておくと1日で食べつくされそうな勢いでした。

息子は殺虫剤をかけたいと言ったのですが、まだ背丈が3センチくらいのミニトマト。
アブラムシどころか、ミニトマトまでもがダメージを受けそうです。

レモンバーム以前にも何度か挑戦しては枯らしてきた理由が、それでした。
家庭菜園の野菜は、どうしても畑で育てるものよりも弱く、殺虫剤を使ってしまうと、虫とともに植物自体も枯れてしまいます。

そして、そんな農薬の効果を見てきているので、もしミニトマトが枯れずに育ってくれたとしても、虫や植物の命を奪うほどの薬がかかった野菜を食べたいとはなかなか思えませんでした。

 

1匹ずつつまんで駆除することに

殺虫剤はミニトマトのためにもやめておこう。

そもそも殺虫剤は大量の害虫を1匹ずつ駆除するのが難しいから、大量生産する農家のために作られたものです。
昔からずっと祖母や父が実家で野菜を育てていますが、一切農薬は使わず、1匹ずつ取り除いていました。
農薬が当たり前になりつつありますが、薬に頼らなくても手で対応できるなら使わないにこしたことはない!

ということで、1匹ずつつまんで駆除しよう!ということになりました。

 

ただこの時点で家を出るまであと15分。
私は自分の準備もできていないし、そもそもアブラムシの駆除も見たくないし…ということでここで夫とバトンタッチし、部屋の中へ戻りました。

 

化粧をしようと思ったらピンセットがない…!!???

台所の片づけをして、急ぎ洗面所へ。
お化粧をし始めて、まゆ毛を整えようと化粧ポーチを探したら、ピンセットがない…。
違うところに置いたかと探してもない…。

すると、そこへ満足気な顔をした息子が戻ってきて「みんなやっつけたよ!」と。
「おお!よかったね!」と振り返ってみると、息子の手に探していたピンセットが。

え・・・!?
続いて戻ってきた夫が「あー、なんかさあ、パパが行った時にはもうこれでつぶし始めてたんだよね」と。

無言でピンセットを見つめる私の横で夫が、ピンセットをハンドソープで洗い、さらにマキロンで拭いて「これで大丈夫でしょ!」と渡してくれました。

 

「氷食べていい?」と聞くならピンセットを使っていいか聞いてほしかった

物理的にはアブラムシ要素が流れ去ったかもしれないけれど、気持ち的なものだよね…。
ピンセットを使うかどうか、ひとり葛藤しているところに息子が「ねえ、氷ひとつ食べていい?」と。

冷凍庫の氷は水筒のお茶に使ったりするので、食べる時にいつも聞いてくれるんです。

でもこの時は、「氷ひとつくらいどうでもよくて、そんなことを聞いてくれるくらいなら、ピンセットを使っていいか聞いて欲しかった!」

 

虫がニガテでない息子にとっては、何がダメだったのかわからなかったみたいです。
確かに私も子どもの頃は、野菜の収穫時に虫を触ってしまったとしてもなんともありませんでした。
アブラムシ程度なら、手でつぶしても何も思わなかった。

でも大人になり、虫が身近でなくなると、変わるんですよ…。
すかさず夫が「週末、K(息子)用のピンセットを買いに行こうね」と。

もう遅いよ…1回使った事実は変わらないよ…。
そして、またアブラムシがくる前提かよ…。

と思いながら、結局ピンセット使ってます。

 

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