コロナ禍の中だからこそ見つける「よかったこと」 今こそ勉強の仕方を身に付ける時

コロナウイルスの蔓延により、多かれ少なかれ、誰しもがネガティブな影響を受けています。
友達の会社は休業に追い込まれ、後輩の結婚式は延期になり、私の手持ち株は6割を切る評価額に落ちました。

でも、こんな状況になったからこそ気づけた「よかったこと」もありました。
それは息子の勉強に関してです。
いかに、息子が勉強の本質をわかっていないか、に気づくことができました。

 

習ったはずのことを覚えていない

学校が休校になり、塾もお休み&映像授業になったことで、家で私が勉強を見る時間が増えました
毎日今日の課題を与え解き終わったら採点をし、やり直しまで付き合います。
それで気づいたのが、息子は塾で習ったことをほとんど吸収できていない、ということ。

授業でやったはずの内容も「初めて聞いた!」「そんなの知らない!」の一点張り。
いやいや、自分でアンダーライン引いてるやん…。

 

やればできる、ということを実体験させる

「やった」「やらない」の言い合いをしても仕方ないので、「覚えていないなら、じゃあ今から覚えよう」と一緒にやり直しています。
息子が国語で全く分からない、と言っていたのが部首
小テストも、まぐれ当たりと思われる1問を除いて全滅でした。
最初は乗り気ではなかったのですが、覚え方のコツを教えながら1時間一緒に取り組めば、難なく覚えきり、問題を解いても正答率100%になりました。
苦手だと思っていたものが、得意になる経験って、すごく気持ちのいいものです。
やればできる、ということを実感できたので、モチベーションも上がりました。

 

間違うことこそ学習のチャンス!と気づかせる

負けず嫌いの息子は、点数や〇の数を気にします
それ自体は悪いことではないけれど、結果を見て終わる、というのは何の学習にもなりません
自宅学習は、わからないところ、苦手なところを見つけて、そこを強化するためにするものです。
「×が多かったぁぁ」と言うたびに、「よかったじゃん、苦手なところがわかったじゃん!」と言うようにしました。
点数が悪くても、×しかなくても、絶対に否定しないこと。
今その問題を解いたのはいい点を取るためではない、苦手なことを見つけるため
そして、×だったところを何回も一緒に確認します。
×のところをやり直すことこそが、勉強の本質、ということを理解することは、将来的な学習力にもつながります。

 

少しずつでも毎日、計画的に勉強する癖をつける

コロナで休校になっても、朝起きる時間と夜寝る時間は守らせています。
そして、朝ごはんの時に、今日の予定を相談して決めています。
朝は算数の問題集をする、午後は理科と社会のやり直しをする、夜は漢字の小テストをする、など。
目安は1日に2~3時間くらいで、その配分は任せています。
今日の分は明日やる、というのではなく、毎日少しずつ、教科まんべんなく勉強する。
勉強に向かう姿勢づくりをしています。

 

コロナ前は学校と塾にすべて任せきっていました。
落ちこぼれていなければそれでいいや、と勉強の状況を把握しようともしていませんでした。
今回、息子の時間の過ごし方を考えざるを得ない状況になって気づけたことがたくさんありました。
塾にさえ行けばいい、お金で解決!はできませんね。
忙しいいつも通りの日々が戻った時にも、息子との向き合い方を忘れずにいたいと思います。

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