息子がプログラミングにはまり、ゲーム作りのために幅広く自主的に勉強しています
これまで何かに夢中になり続ける、ということがなかった息子。
幼児期に多くの男の子がハマる電車や車、虫や恐竜にも全く興味を示さず。
サッカーを習い続けてはいるけれど、「運動不足にならないようにするため」という目的だけで、ワールドカップやオリンピックの試合であってもそんなに見たがらない。
全てに対して興味が薄く、何か夢中になれるものが見つかるといいな…とずっと思い続けてきました。
そんな小学5年生の息子が今、プログラミングにはまっています。
初めてやったのが小学3年生の終わりごろだったのですが、5年生になってPCスキルが上がるとともに熱中し始めました。
夏休みに入ってからは、塾の合間の時間を見つけてほぼ毎日、やっています。
ついに…好きなことが見つかった!!?
プログラミングといっても、難しいプログラミング言語(JavaやC言語、Swiftなど)を使ったものではなく、Scratch(スクラッチ)です。
Scratchは主に子どもをターゲットにした教育目的のもので、無料で使えます。
プログラムを組む、なんて難しすぎてできるわけがない!と思うかもしれませんが、Scratchのプログラミング言語はレゴブロックのように可視化されていて、感覚的にプログラムを組むことができるんです。
いくらでも試行錯誤ができる(バグを見つけやすい)し、世界中の人が作ったゲームとそのプログラムを見ることができるので、とても勉強になります。
プログラミングはこれからの社会で重要になってくるし、いいものに興味を持ったやん!!
そして、何よりうれしく感じているのがプログラミングをするために、他の分野の勉強も自主的にするようになったこと。
息子がプログラミングをした後、机にこのメモがありました。
Thank you for playing
「遊んでくれてありがとう」
wetland
「湿地」
世界中の人が見る可能性のあるゲームだから、英語で書こうと思って調べたらしいです。
wetlandは多分、湿地のあるゲームかなんかなんでしょうね。
ちなみにこれをどうやって調べたかというと、Scratchで和英辞書を自分で作って、それを使って調べたんです。
お手本を見ながら再現したらしいんですが、家にある辞書を使わず自分で辞書を作るなんて…驚愕。
他にも、ボールが跳ねるゲームを作る時には、曲線や角度に関すること(つまりは数学的な事)を調べたり、世界中をめぐるゲームを作る時には地理について調べたり。
パソコン操作が分かればいいだけではだめで、いろんな知識が必要だということに気づける機会が持てています。
おかげで何のために英語勉強すんの?と聞かれることは、多分ないでしょう。
好きなことをするために、いろんな勉強を自主的にするのって理想です。
勉強ってそうだよね、そのためにするものなんだよね、とこっちが気づかされました。
↓10歳の誕生日プレゼント。これでやりたいことをかなり再現できるようになりました。
↓小学3年生の一番最初はここからはじめました。