息子の偉業 超重い荷物を運んでくれてただ嬉しかったというだけの話

母のただ嬉しかっただけの話の備忘録です。

小学5年生の息子が塾から帰ってきた時の話。
私が住んでいるマンションのエントランスの入り口がオートロックになっています。
息子には鍵を渡しているものの、帰ってきたことを伝えたいのか、そこでピンポンを鳴らして開けてもらう、というのがルーティンになっています。

昨日も同じようにエントランスでモニターに変顔を映しながらの帰宅
いつもより家の玄関までたどり着くのが遅いな、と思っていたら宅配ボックスの荷物を運んできてくれていたのでした。
明らかに重そうだから夫に頼んでいたのですが、先に帰宅して気づいた息子が運んでくれたんです。

「ありが・・・」まで言ったところで、息子が抱えている大きな箱が大胆に開けられていることに気づきました。
「あれ!?え?開いてた?」と聞いたら「重すぎるからリュックに分けて運んできた」と。

総重量15キロくらいはあったんじゃないでしょうか。
<箱のまま運んできたもの>
・洗剤業務用4kg
・オートミール500g
・ハンドクリーム60g
・紅茶200g
・トイレットペーパー
・白ごま油450g
・コンディショナー600ml

<リュックに分けて入れたもの>
・オリーブオイル500ml
・亜麻仁油229g
・ごま油330g
・ボディソープ詰め替え450ml×2
・ハンドソープ詰め替え500ml
・ハンドクリーム60g
・ツナ缶70g×48缶

エントランスから自宅まではおそらく70メートルくらいですが、めちゃくちゃ大変だったと思います。
息子は汗だくになり、重いものを運んだために腕がしばらく震えてしまっていました。
「体を傷めるから無理しなくてよかったのに」と言ったら「ママの気持ちを考えて頑張ったの」と。
つまりは、楽をさせてあげたい、喜ばせたい、と思ってやってくれたそうです。

泣かなかったけれど、普段ぶっきらぼうで雑な息子のたまのこういう態度に、泣きそなくらい嬉しかったのでした。

本当にありがとう。

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