小学生男子が汚すぎる。諦めるのではなく免疫力で対抗する。

自分が妹との姉妹2人の環境で育ったので、息子を育てる中で男子というものに対する理解のしがたさをたびたび感じます。

なんでこんなに落ち着きがないんだろうとか、なんでこんなに人の気持ちがわからないんだろうとか、挙げればきりがありませんが、今日の話はなんでこんなに汚れられるんだろう

 

男子が遊んでいるところを見てはいけない

学童にお迎えに行くタイミングはいつも読書の時間で、息子も部屋の中で本を読んでいることが多かったです。
だからそのまま一緒に家に帰って、そのままの状態で家に入り、そのままの状態で部屋で遊んだりご飯を食べたりしていたのですが。
息子が遊んでいるところを見てしまってからは、家に着いたら玄関で靴下とズボンは脱いでもらう(できればそのままお風呂に直行)ことが増えました。

学童にお迎えに行く時間がいつもより早かった時に、ちょうど外で遊んでいるところに出くわしました。

ぬかるんだところでもずかずか入るし、虫を触った手を服で拭くし、手で地面を掘るし(その手で友達とじゃれあうし)、地面や石に座る時にそこが汚れているかどうかなんて確認しない
外ではなく室内で遊んでいる時だって、床を腹ばいになって這いずり回って追いかけっこをしていたり。
床の汚れやほこりを集めてるの!!?なんなのその遊び!遊びじゃなくて掃除の時間?と思ってしまう。

きっと自分もそうやって遊んできたんだろうし、あんまり口出しはしたくないと思っています。
でも見るとやっぱり「やめてー」と口をついて出てしまいそうなので、遊ぶところはあえて見ないようにしています。

 

息子そのものが「道路や砂場」だと思うようにしている

日によっては、遊んでいる場面を見ていなくてもひと言目に「ねえ、なんで!?」という質問が「お帰り」よりも先に出てしまうくらいの日があります。

ピンクのTシャツがグレーのTシャツに見えるくらい全体的に汚れていて、肌も全体的に砂をまとったような白っぽい感じになっていて、ズボンははたかなくても歩くだけの衝撃で砂ぼこりが立っている。
近づいてくるとむせるような砂っぽい妙なニオイがする。

保育園の頃までは、今日は汚いなあ、と1日ごとに汚れ度合いを確認していましたが、今は毎日汚くて当たり前
「君は、そのへんの道路や砂場から汚れを吸い取って帰ってきているんだよ」と言っています。
手洗いやうがいだけでなく、夏は特にあせもすごいので、洋服を着替えたり、シャワーを浴びるようにお願いしています。

目に見えて汚れている日はむしろ本人も自覚しているのでスムーズに対応してくれてありがたい。
ぱっと見そんなに汚れてない時は「メンドクサイ!なんでだよ!」と言われますが、絶対に汚いことはしているはず。
なんとかお風呂に押し込んでいます。

何をどうすればTシャツに穴があくのか

先日は洗濯物をたたんでいると、先週息子のTシャツに謎の穴がいくつもあいているのを見つけました。
脇腹のあたりに縦に並ぶように20個くらいの3ミリ程度の穴が。
虫食いにしては急すぎるし、穴が大きすぎる。
洗濯機の何かが引っかかったのかな…、
なんだか気持ち悪いなと思って、処分してあまり気にしないようにしていたのですが。

なんと昨日もありました
2つだけですが同じような謎の穴。
洗濯機のせいか…?いや、でも対象になるのが息子のものばかりということは、やっぱり息子起因なのか

↓予洗いせずに洗濯機に頼ってみたら洗ったあとも絵具だか錆だかでドロドロでした…。

↓おなかのあたりに穴が2つ。

 

「ねえ、なんでこんな穴があいたか心当たりある?」
と聞いたら
「ない」
と返ってきましたが、がむしゃらに遊んでいるからいつ服が傷んでも不思議ではないんだろうな。

というか、こんな穴が空くほどの衝撃を受けて痛くなかったんだろうか。

 

家の中はキレイだと思う方が間違い

学校がある日は帰ってくるタイミングでお風呂に直行させられるからいいとして、土日は友だちと遊びながら、ちょくちょく家に戻ってきます。
忘れ物をした、喉が渇いた、トイレに行きたくなった、などで。
その都度、汚れているに違いない状態で、家中をうろうろするんですよね。

子どもを産むまでは家の中は清潔なものだと思っていました
床でゴロゴロしても全然汚くないのが当たり前だと思っていました。

でも、息子を見て、それは妄想だったなと気づかされました。
息子の汚れ方は突出していると思いますが、誰だって外から汚れを必ず持ち帰ってきているんです。

例えば、電車に乗って床に置いたカバンをそのまま家に持ち込んでリビングに直置きする夫
保育園の園庭で、息子とそん色なく遊びまわっているはずの娘
風邪の強い日に砂ぼこりを浴びながら買い物に行って帰ってくる私

 

キレイや清潔にこだわるだけじゃなく、免疫力をつけるという考え方

家の中は汚いものだったんだ、油断してはいけないんだ、と息子は教えてくれたのかもしれません。
汚れ(ウイルスや菌)を持ち込まないことはもちろん大切だし、どうせ汚れるからと家を掃除しなくていいわけではありません。
でも、どう頑張っても汚れることはある

だから、汚れとともにウイルスや細菌が家に入ってしまったとしても、それに負けない免疫力をつけるという方向でも対抗していけばいいんだな、と思い改めました。

実際、日本人は清潔すぎて、東南アジアに旅行するとおなかを壊しがちだったり、清潔すぎることがアレルギーの要因になっているとも言われています。

でも、息子よ、服が破れない程度までにしてほしい。

 

↓ぽちっと応援お願いします★

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメントする