器用な人と不器用な人の考え方の違い。器用な夫と息子が作ったらお菓子はこうなる
私はとても不器用です。
細かな仕事ができないし、だから器用さが求められることが嫌い。
許されるギリギリのラインで、できる限りおおざっぱに事を済ませたい。
でも、私以外の家族はみんなどうやら器用なのです。
私が作るお菓子は手軽にガサっと作れるものばかり
昔からご飯をつくるよりも、お菓子を作る方が好きです。
忙しく会社員をしている時も、週に1~2回は作っていました。
朝ごはんとして食べるマフィンもお菓子としてカウントしたら、週に3~4回。
ただ、不器用なんです。
なので細かな仕事ができない。
アイスボックスクッキーは、キレイに丸のままスライスできない。
うずまきクッキーは、ぐるぐるがうまくきれいに出ない。
パウンドケーキをマーブルにしようとしても、混ざりすぎるか混ざらなすぎるか。
クッキーの間にチョコを挟もうとしたら、溶けてベタベタになる。
クルミやアーモンドを刻んで入れたはずが、大きさがバラバラ。
クリームやフルーツでかわいくきれいにオシャレなトッピングを!なんてもってのほかです。
チャレンジしようと思ったこともありません。
だから、私が作るお菓子はいつもシンプルなもの。
形がきれいな丸じゃなくてもいいもの。
とにかく均一に生地が混ざればなんとかなるもの。
焼くだけで完成するもの。
そう割り切って、その範囲で試行錯誤することで、ガサツな私でもそれなりにおいしいものが作れています。
子どもが生まれてかわいいクッキーを欲しがるように
味が良ければ見た目なんてどうでもいい!と思うのですが、子どもはそうはいきません。
やっぱり見た目がかわいい方が好きです。
ということで、かわいいクッキー型を購入しました。
これさえあれば、私でもジャッキーのクッキーが焼けます。
ココアのクッキーと、普通のバタークッキーの生地を組み合わせれば
パンダのクッキーも簡単に焼けます。
ラクチン!
夫にクッキーの型抜きを頼んだら衝撃のクッキーが完成
そして、いつものように娘に「クッキー作って!」と言われて後は型抜きだけ、という時。
他の用事に手を取られることになりました。
でもオーブンの予熱は始まってしまっている…。
ということで、急遽夫に型抜きを頼みました。
クッキー型があれば、やったことがなくてもできるから、と。
そしてキッチンに戻ってきた時に出来上がっていたのはこれ!
クッキーの型を使わず粘土の要領でブタ、ネコ、ミッフィーなどの作品を作り上げていました。
私「型使わなかったの?」
夫「いつものクマのに飽きたから、ネコがいい、って言われて」
私「型使えば楽なのに」
夫「いや、自分でいろんなの作る方が楽しいからいいんじゃない」
器用な人は、型がなくてもできるんですね。
手先が器用か不器用の違いを見せつけられました。
焼いたら、やっぱり型でやったものの方がキレイじゃん!と負け惜しみしてみたりしましたが。
息子がつくったお菓子
夫に似て息子も器用です。
期用な息子がお菓子作り道具の引き出しを開けて、小さなアルミ型を見つけて言いました。
「これでチョコレート作ってパパにあげる!」
チョコレートって、テンパリングの温度管理が面倒なんですよね。(だからやらないけど)
市販のチョコレートを溶かしてまた固めるだけなので、何もせずに市販の状態のまま食べるのがおいしいに決まっている。
そして、チョコを溶かした後のボウルを洗うのがベタベタするので嫌。
でも、すごく目を輝かせて言うので仕方なく一緒に作りました。
できたのがこれ!
思ってたのと違う!
アーモンドをまず型に1つ1つ入れて、
そこにチョコレートをスプーンで丁寧に流し込んで、
上にコーンフレークをトッピング。
不器用な人がやると、指がつりそうな細かな作業です。
コーンフレークをトッピングするとしても、私なら上からバラバラ落としてチョコに乗っかった分だけなんとなく乗せておく(チョコに乗らずに落ちた分は別途食べる)になってたと思う。
息子はもちろん丁寧に1つ1つ方向も考えながら乗せていました。
手伝ってくれたお礼に私にも1つくれましたが、市販のよりおいしくなってました。
すごいな!息子。
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