手作りで微調整すれば1つのレシピで十分楽しめる! 基本のメープルグラノーラのアレンジ方法
これまでいろんなグラノーラを試してきましたが、最近はめっきり買わなくなりました。
なぜなら、自分で作った方が好みに合わられるから!
グラノーラを作るなんて面倒くさそう、って思う人も多いかもしれません。
私もそう思っていたし、手作りグラノーラをおすそ分けすると毎回「自分で作れるものなの!?」と驚かれます。
めちゃくちゃ簡単に手軽に気軽に作れるんですよ!
そして、雑に作っても失敗することがありません。
ただ、時間(低温でじっくり焼くので45分~1時間くらい)と材料費(何を入れるかによりますが…でも市販のグラノーラも高いですよね)は他の焼き菓子よりは必要です。
まずは基本のレシピの紹介です。
好みに合わせていくらでもアレンジできるのですが、私がよく作っている基本のレシピを紹介します。
材料の量には幅がありますが、それの調整方法については最後に書きますね。
メープルグラノーラのレシピ 材料と作り方
材料
【A】
・オートミール 130~200gくらい
・小麦粉 20~40gくらい
・塩 ひとつまみくらい
・パンプキンシード
・アーモンド
・くるみ
※ナッツとシード合計で100~150gくらい
【B】
・牛乳か豆乳か水 20~40gくらい
・油(私は太白ごま油を使いますが、オリーブオイルや菜種油、サラダオイルなんかでもOK)20~40gくらい
・メープルシロップ 40~60gくらい
作り方
1.ポリ袋に【A】を全部入れたら、入り口をしっかり持って袋全体を振りながら混ぜる
2.そこに【B】を加えて、袋の上から揉んで混ぜる
3.広く浅いところになるべく広く広げて、150度のオーブンへ(いい感じに焼けるまで焼き続けるので、予熱はしてなくてもいいです)
4.15分~20分ごとに取り出し、スプーンなどで混ぜて広げ直して、再度150度のオーブンへ
↓15分後 焼き色はまだまだついていませんが、水分が飛んでゴロっとしたかたまりで固まり始めます。
↓30分後 うっすらと茶色くなりはじめました。
↓45分後 これくらい焼き色がついたらOK!
5.4を繰り返し、全体に焼き色がつき水分が飛んだ感じがすれば完成(水分を入れる量によりますが、だいたい45分~60分くらいです。冷めるとパリッとするので、多少ふにゃっと感があっても大丈夫です。冷めてもふにゃっと感が残っていたら、その時に追加で焼けばいいだけです。)
もう、焼いている最中から香ばしいいい香りがしてきてたまりません。
好みのグラノーラへの調整方法
ドライフルーツを入れたいとか、マカダミアナッツを入れたいとか、材料そのものの変更は自由にできます。
※ただし、ドライフルーツは最初から混ぜて1時間弱も焼くことになると焦げるので、グラノーラが焼きあがった後に混ぜてください。
ここでは、材料の量や選び方でのアレンジを紹介します。
(だからこそ、同じレシピでも飽きない!)
・オートミールでのアレンジ
オートミールには粒がホールで残っているものと、細かく砕けているものがあります。
ホールのものだとオートミールそのものの風味や噛み応えを残すことができます。
細かいものだとオートミール感は減りますが、水分を含んでくっつきやすくなるので、ゴロっとしたグラノーラになります。
私はナッツの周りにオートミールがこべりついたのが好きなので、細かいもの派です。
分量はオートミールが食べたければ多めに、ナッツが食べたければ少なめに、自由です。
・小麦粉(粉類)でのアレンジ
小麦粉を入れるのは、つなぎとしての役割(つまりゴロっとさせるため)をしてもらうためです。
なので、細かなオートミールを使う場合は少なめでもOK。
水分を吸ってくっついてくれればいいので、薄力粉でも強力粉でも全粒粉でもOK。
グルテンが気になる場合は、ココナッツファインやアーモンドプードルでもOK。
ココアパウダーを使うと、ココアグラノーラになります。
↓純ココアがやっぱりおいしいです。20g~40g。50g入れるとココア感が強くなり過ぎました。
抹茶パウダーも試してみましたが、焦げて苦くなるのであまりお勧めできません。
・塩でのアレンジ
入れなくてもいいですが、メープルの甘みのすきまに塩っけがあると、めちゃくちゃおいしいんです。
ただ入れすぎるとどぎつくなるので、入れても1.5つまみくらいまでに。
・ナッツとシードでのアレンジ
私はナッツメインでつまみ食いするので多めに入れますが、オートミールメインであればかなり少なくしても(なんなら入れなくても)OK。
アーモンドを入れる時は、アーモンドスライスとホールのものを割ったものの2種類をいれると歯触りが違って楽しいです。
↓ホールのものは、グラノーラとの一体感を楽しみたければ、細かく砕いてください。
ナッツそのものの味を楽しみたければ、大きいまま入れてください
・牛乳か豆乳か水でのアレンジ
つなぎの役割なので、水分は何でもOKです。
ここでカロリーを取りたくない!というのであれば水でOKです。
私はちょっとコクを足したいので、牛乳か豆乳を入れることが多いです。
水分を多めに入れると、ゴロっと感が増しますが、水分が飛ぶのに時間がかかるので焼き時間も増えます。
・油でのアレンジ
ヘルシー志向の人には、一番気になるところかもしれません。
油は使いたくない!と思っても、グラノーラをカリッとさせるためには必須です。
たっぷり(といっても40g以上入れるとあぶらっこくなるので注意)入れるほど、カリッと感が増します。
オリーブオイルでもできますが、グラノーラがシンプルな味なので、オリーブ独特の香りが際立ちます。
ココナッツオイルでもできますが、25度以下だとココナッツオイルは固体になるので冬場は作りづらいかも。
最初に作るなら、油の味が目立たないもの(太白ごま油、菜種油、サラダオイルなど)を選ぶ方が、グラノーラのシンプルなおいしさが楽しめると思います。
↓一番のオススメは太白ごま油!茶色のごま油と違って、ごまの香りはせず無臭です。
・メープルシロップでのアレンジ
砂糖は使わず、贅沢にメープルシロップのみで甘さを足します。
↓カークランドのは甘めのメープルシロップなのでグラノーラ向きです。何より安い。
40gでも私は十分ですが、子どもたちだと60gくらい入れた方がおいしいみたいです。
メープルシロップを半分にして、残りをはちみつや砂糖にしてもOK。
全量をはちみつや砂糖にしてもOKですが、当然ながらメープルの香ばしい香りは楽しめず、もはや「メープルグラノーラ」ではなくなります…ね。
と、目新しい材料を入れなくても、毎回違うグラノーラを楽しむことができます。
最初に材料をそろえるのが大変かもしれませんが、一度買えば何回か作れます。
ぜひ、おためしを!!
大量に作りすぎたら、冷凍庫保管がオススメです。
カリッと感、パリッと感が維持されます。