あおたろりずむ

理系分野への興味を持たせるなら「実験対決シリーズ」がおすすめ

自分が子どもの頃、マンガで勉強といえば「学習まんが 日本の歴史くらいでした。
歴史が苦手で、全く興味を持てなくても、マンガから入るとなんとか全時代制覇して読み切れたし、イラスト全体の雰囲気で覚えることで、記憶にも役立ちました。

今は歴史に限らず、本当に多くの教科・分野の学習マンガが出ています。
導入のハードルが下がるなら、と漢字やら英語やら地理やら片っ端から試しに買ってみましたが、その中でも息子が一番ハマっているのが「かがくるBOOK 実験対決シリーズです。

主人公は、科学が好きで得意な小学生たち。
学校ごとにチームを結成して、科学実験の大会に参加して対決するストーリーです。
次々にライバル校が現れるのでストーリーとしても楽しく飽きずに読み進められます。

今時点で40巻まで出ていて、テーマは様々。
1冊1,320円するので、大人買いはちょっと気が引けて、数冊ずつ買い足しています
とりあえず興味を持ちそうな巻から買っていったのですが。
どんどん戦っていくストーリーなので順番に買ってくれ、と息子に言われました…。

ちなみに、40巻のテーマはこんな感じです。

1 酸性・アルカリ性の対決
2 力の対決
3 光の対決
4 生物の対決
5 電気の対決
6 環境の対決
7 人体の対決その1
8 人体の対決その2
9 天気の対決
10 熱の対決
11 水の対決
12 空気の対決
13 物質の対決
14 地質の対決
15 地震の対決
16 波動の対決
17 刺激と反応の対決
18 植物の対決
19 地形の対決
20 海の対決
21 変化の対決
22 地球の歴史の対決
23 月の対決
24 エネルギーの対決
25 力と道具の対決
26 誕生と成長の対決
27 昼と夜の対決
28 昆虫とクモの対決
29 体積と浮力の対決
30 燃焼と消火の対決
31 磁石と電流の対決
32 気体と空気の対決
33 ウイルスと免疫の対決
34 重さとつり合いの対決
35 生態系と環境の対決
36 太陽と惑星の対決
37 溶解と溶液の対決
38 速度と速さの対決
39 栄養素と消化の対決
40 元素の対決

ずらっと…お金がかかるー。
そして、本棚もどんどん拡充が必要です。

今、28巻までそろいましたが、毎日、本当に毎日、10~30分くらい読んでいます
1回目はストーリーの面白さでゲラゲラ笑いながら読んでいるのですが、それ以降は実験の内容を振り返りながら読むのが面白いのだそうです。
なかなか学校や家でできない実験・発想ばかりなので、知的好奇心を満たしてくれるらしく。
たまに親も知らない現象を説明したり、物質名を言ったりするのは、マンガからの知識のようです。

実験教室という習い事も最近人気のようですが、本でも想像力を持って読めば疑似体験したような面白さを味わえます。
不思議に思う好奇心や、実験を通して得た納得感などを通して、理系脳を作ってくれる本です。

 

↓どうせ買うなら、まとめ買いもできます。

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