あおたろりずむ

仕事を辞めてからの家族の変化。夫を労る気持ちと土日の充実。

会社員を辞めて家で仕事をするようになって2か月が経ちました。
いろんないい変化がたくさん起きていますが、今回は家族に関する変化について。

 

夫に無意識に敵対心を持っていた会社員時代

自分も正社員で働いている時は。夫に対して常に敵対心を持ってしまっていました。

夫が「疲れたー」と呟くと、「私の方が疲れてる!」と思って(言って)しまったり。
朝の目覚ましで自力で起きてこないと、社会人として最低限のこともできないのか!と思ってしまったり。
土日家でグダグダしていると、横でわざと家事を大げさにやって”お前も手伝えよ!?”とアピールしてみたり。

家事分担は大枠決まっていて、平日分では「夜ごはんの後のお皿の洗い物」と「洗濯物を洗濯機から取り出して誰のものか仕分ける」のが夫の仕事でした。

夜ごはんは夫の帰りが遅いので、私と子どもたちは先に食べてしまいます
私が先発隊分の洗い物をすると、息子の宿題が見られなかったり、お風呂が遅くなったりするのでなかなか時間が割けず、夫に全員分の洗い物をお願いしていました

全員分洗うのが、私と夫の負担量の観点から見て、妥当だろうと分担した家事担当。
だから、たまに時間的に余裕がある日があっても、”今日はお皿を洗っておいてやるか!”と思うことは一度もなかった
お皿…はまあ夫にやってもらえばいいか、という感じでした。

 

夫に対して優しい気持ちを持てるようになったフリーランスの今

それが会社員を辞めてフリーランスになってからはがらりと変わりました

夫が「疲れたー」と呟くと、「そうだよね、仕事をするって疲れるよね、お疲れ様だね」と思える。
朝の目覚ましで自力で起きてこなくても、毎日帰りが遅いからそりゃあしんどいよね、と思える。
土日家でグダグダしていても、同じくグダグダ好きの娘の面倒を見てくれているんだよな、と思える。

洗濯物とお皿洗いに関しても、あえて分担を替える話はしていませんが、自然と私がやることが増えました。
しかも”仕方ないからやってやるか”じゃなく、”時間的にも体力的にも余裕がある人がやればいい”と前向きな感情に基づいてできるんです。

 

会社員時代に夫に対して敵対心を持っていたと気づいたのは、会社員を辞めてからのこと。
常に心がイガイガトゲトゲしていて、自分が攻撃的になってしまっていると自覚できていませんでした

なんであんなに夫を攻撃したかったんだろう…。
自分が誰よりも疲れていて、そして誰よりも頑張っている、というおごりがあったのかもしれません。

保育園の父親の会への参加も応援する気持ちになった

夫関連でもう1つ変化があったのは、保育園の父親の会への参加にまつわることです。
娘の通う保育園にはPTAも保護者会もありませんが、お父さんたちが自主的にイベントをやる組織があります。
芋ほりをしたり、父親保育をしたり(パパたちが保育士さんとなって子どもたちを見る)、先日は花火大会がありました。

息子の時からなのでもう8年くらいやっているのですが、準備が結構大変なんですよね。
古株の夫は父親の会の中心メンバーになっているので、メンバー集めに始まり、ポスターつくり、企画、買い出しなど結構仕事が発生します。

パパたちはみんな仕事があるので、平日の21時から集まったり、土日に集まったり
私が会社員の時は、21時に帰れるなら普段からその時間に家にも帰ればいいのに、とか、土日は子どもの面倒を見てほしいのに、とネガティブな感情を持っていました。
せっかく親の負荷を減らすために保育園はPTAを作りません、と言っていたのに、なぜ自主的に父親の会に参加するのか理解できませんでした。

 

それが今は、仕事以外での関係構築も大切だよね。
仕事の疲れと父親の会のようなイベントごとでの疲れはまた別物かもね。
しんどくてもやりがいがあって本人が楽しければいい機会だと思えるようになりました。

夫が仕事以外の理由で疲れたり時間が無くなったりしても、私がフォローできるだけの余裕ができたからかと思います。

 

土日に何の気兼ねもなく遊びに出かけられるようになった

会社員をしていると、布団を干す、シーツを洗う、お風呂とトイレをしっかり洗う、掃除機をくまなくかける、といった負荷が高めの家事は土日にしかできません
だから土日に遊ぶ予定を入れるとしても、どちらか1日は空けておきたいと思っていました。

それがフリーランスになったら、土日両方つぶれて家事ができなくても、月曜日にリカバリーできるんです。

 

実際、先ほどの父親の会の花火大会が土曜日、翌日曜日は夜遅くまでやっている動物園に遊びに行きました。
両日とも家に帰ったのは21時。
子どもの睡眠時間が減るという問題はありつつも、そんなに気持ちが焦らなかった。
帰ってきて床が汚れているのを見ても、明日拭き掃除をしようと思えば、疲れ切ったその日の就寝を優先できました。

 

これも遊び切った土日を過ぎてから気づいたのですが、こんなに疲れ切るまで遊ぶことって今までなかったな、と。
予定を入れる時点で、時間的にも体力的にも余力が残るよう、保守的なスケジュールにしていました。

今後は土日は時間のある時にしかできない遊びを子どもたちに気兼ねなくさせてあげられるな、とワクワクします。

 

妻・母の機嫌で振り回してすみませんでした

私が気持ちと体力に余裕を持てるようになって、気づいたこと。
妻であり母である私の機嫌や気分が、家族の雰囲気や行動を左右するのだ、ということ。
私が元気に明るく立ち回れることで、家族みんなも楽しくなれるのだ、ということ。

これまで仕事のストレスでどれだけ暗いオーラを出していたか…。
反省するとともに、フリーランスになって本当に良かったと改めて思いました

 

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