論理的に考えるのが好きな人に超おすすめ マスターマインド
私は社会人1年目で経営コンサルティングの会社に入りました。
マッキンゼーではないけれど、それなりに有名なところで、周りからは驚かれました。
私も、自分が経営コンサルになるなんて思ってもみなかったのですが、就職活動をする中で、自分は論理的にものを考えるのが好きだし得意だ、ということに気づいたんです。
「論理的思考力」という言葉自体、就職活動するまで知らなかったくらいなのですが、その力は子どものころから知らないうちに養ってきたんだな、と気づきました。
子どものころから論理的ボードゲームが好きだった
今思うと、論理的に考えさせるパズルゲームが家にたくさんあったんですよね。
相手より早く自分のコマを相手の陣地に移動させた方が勝ち、とかいう類のやつです。
いろいろある中でも私が一番好きで、一番よく遊んでいたのがマスターマインドというゲームです。
ボーネルンドからは、「8色のロジック シークレットコードゲーム」という名前で出ています。
マスターマインドの遊び方
8色のピンがあるのですが、親が4穴ある自分の陣地に好きなようにピンを立て、その並びが見えない状態で、子が親の配列を当てるゲームです。
子は親がどう並べたかを推理して、自分の陣地にその推理通りの配列になるようにカラーピンを並べます。
親はそれに対して、判定ピンというものを立てるんです。
判定ピンは2種類あって、「色も順番もあっている」のか「色だけあっている(順番は違う)」のかが区別されます。
例えば、「色も順番もあっている」ピンが1つ、「色だけあっている」ピンが2つだとします。
そしたら子は次の手では、自分が並べたうちの1つのピンは同じ場所に並べ続け、2つは色はそのままで順番を変え、1つは違う色に変えることになります。
1手目は勘でやるしかないのですが、最初からピンが4本立てば色で悩むことはなくなり、順番だけ考えればよくなるのでラッキー。
下手に1本だけ立つとめちゃくちゃ悩みます。
何度もその推理と判定を繰り返しながら、何回目で配列を当てることができるかを競うゲームです。
じっくり考える力をつけるには最適なゲーム
推測して、仮説を立てて、検証して、再検討して、を延々繰り返すのですごく頭を使います。
小学生の私は「知恵熱」なんて言葉は知りませんでしたが、何時間も遊んだときは頭が熱くなって、「すごい頑張ってる!」と思っていました。
論理だてて考える必要があるので、頭がパンパンになる人もいるかもですが…子どもがじっくり考える力をつけるのには最適なゲームです。
8色だと難易度が高いので、6色や4色に限定すれば、より簡単に遊べますよ。