買い物の後に後悔しないためのたった2つの考え方

買った後に「これ買わなきゃよかった！」と思うこと、ありませんか？
私は若い頃はよくありました。
でも、ここ10年くらいたった2つの考え方を実践するだけで、そんな後悔はしたことがありません。

買い物をした後に後悔する理由

買った後に後悔するのは、買ったものが払った対価に見合わないことに気づくからです。
なぜ見合わないのか、その理由は２つだけ。

よくよく考えると欲しいものではなかった

レジでお会計をするまではテンションも上がってワクワクしていたのに。
家に持って帰るどころか、早ければ清算が始まった瞬間に後悔し始めること、ありませんか？

セールで安くなっていた。
店員さんのトークに乗せられた。
その場の雰囲気でなんだかよさそうに思えた。

もともと欲しいと思っていたもの、必要だと感じていたものではないけれど、
なんとなくお得な感じがして買ってしまった時に当てはまります。

思っていたほどよくなかった

もともと欲しいと思っていたし、必要だと感じていたんだけれど。
実際に手元に届き、使ってみたら思っていたほどよくないこともありますよね。

自分の想像に商品のキャパが追い付いていないこともあれば、
ワンランク落とすなどちょっと妥協したら、それが思っていたより大きな差だったり。

または商品そのものはよかったんだけれど、例えば、
ビビッドカラーのヤカンがキッチンに置くとそれだけ浮いてしまったり、
とても斬新なデザインが素敵なスカートなんだけど合わせるトップスがなかったり、
そんなこともあるあるですよね。

後悔しないための考え方1
それだけの対価をかける価値があるのか時間をあけて考える

お買い物に行って「これが欲しい！」と思っても、すぐには買いません。
できれば1日～数日あけて、それでも欲しい気持ちの度合いが変わっていなければ買います。
数日あけてまた行くのが面倒だ！と思うかもしれませんが、
「それだけの対価を書ける価値があるのか」の対価にはお金だけではなく時間や労力も含みます。
それを買うためにまた出かけるのが面倒だ！と思う程度なら、買う価値はないんです。

後悔しないための考え方2
対価に見合うか見極める自信がない場合は期待せずに買う

そうは言っても、いつもいつも価値を見極める時間を持てるとも限りません。
急いでいる時だってあるし。

そういう時は「気に入らなくても仕方ない」と割り切って買います。
100%気に入らなかったとしても、絶対にクリアしてほしい条件だけを決めて、それだけに期待する。
期待度的には30%くらいです。

30%の期待度をクリアするのはそんなに難しくはなく、運が良ければ当初の期待度をはるかに超えて、50%や80%を達成してくれることもあります。

後悔しなかった買い物例　～まな板～

長年使っていたルクルーゼの木のまな板にひびが入り、使えなくなったことがありました。
まな板なんて毎日使うものだし、何年も使う可能性もあります。
だからちゃんと納得していいものが欲しい。
ただそうなると、うちにやってきていいまな板の条件は厳しいものになるんです。

↓ひびが入ってしまったのがこれ。

周りのみぞに水が流れる仕組みになっていて、とても使いやすかったんです。
ただ、サイズが小さかったので、できればもう少し大きいものが欲しいな、と。

私がまな板に求めた条件は優先順位順にこんな感じ。
・どんな食材も乗せられる十分な大きさが欲しい
・吊り下げる穴が空いているものがいい
・あまり重くないものがいい（ここまでの３つが必須条件）
・抗菌・防臭のものがいい
・見た目がオシャレならなおよい
・木のまな板がいい
・値段が高すぎないものがいい

そして買ったのがエピキュリアンのまな板です。