ダイエット中 夜に小腹が空いたら「チョコレートをひとかけら」がおすすめ
夜ごはんをたくさん食べたはずなのに、寝る前になって急に無性におなかがすくことがありますよね。
こんな時間に食べると太りそう…となんとか我慢してみたり、ハミガキをもう一度してごまかそうとしてみたり、どうにも落ち着かない時はカロリーが低そうな野菜を食べてみたり…。
でも、ダイエット中の人こそ、私はチョコレートをおススメします。
おなかが空いたままだとよく眠れず⇒睡眠不足はダイエットの敵
こんな時間に食べるのはよくない、となんとか我慢して布団に入れたとして。
疲労感がすごく一瞬で眠りに落ちるような日であればそれで大成功!となると思いますが、そこまででもない場合は、きっとなかなか寝付けないはず。
おなかが空いた不快感で落ち着かず、おなかもぐるぐる鳴ったり、寝たいのに眠れない。
睡眠不足になるとホルモン分泌に影響が出て、太る原因になると言われています。
グレリン:食欲を増進させるホルモン⇒増加 レプチン:食欲を抑えるホルモン⇒減少
食べないでその時は我慢できたとしても、翌日以降のさらなる食欲につながるなんて。
野菜の消化には約2時間がかかる⇒消化不良を起こすリスク
何も食べないのは我慢しきれない…カロリーも低いし食物繊維もあるしいいよね!とキャベツで我慢できたとして。
食べても太りにくそうだという安心感から、それなりの量を食べてしまいませんか?
胃は落ち着き、そのまま眠れて睡眠時間としては問題なし。
ただ、胃に入ったキャベツは消化されないまま残ってしまい、朝起きた時に胃もたれを起こす可能性があります。
食べる量や個人の体質にもよりますが、食べ物ごとに消化にかかる目安の時間があります。
果物・・・20分~40分野菜・・・1時間~2時間炭水化物・・・2時間~4時間タンパク質・・・4時間~6時間
消化されやすそうな野菜でも寝る前2時間は空けないとダメなんですね。
寝る前にどうしても食べるなら、果物のほうがよさそうです。
甘いチョコレートで幸福感⇒少量で満足・気持ちも落ち着く
でも果物よりもおススメなのはチョコレートです。
しかも最近はやりの高カカオのではなく、甘いミルクチョコレート。
個人差はあるかもしれませんが、私の場合どんなにお腹が空いていても、甘さの強いものを一口食べるだけでかなり落ち着きます。
血糖値の関係もあるでしょうし、”食べたった!”という気持ちも大きいかもしれません。
板チョコ1枚で280kcalくらいありますが、パキパキ折ってひとかけらだけであれば30~50kcal程度です。
高カカオのチョコレートの方が砂糖の含有量はもちろん少ないですが、その分脂質も多くなり、カロリーだけで比べると高カカオのチョコレートのほうが高くなるんです。
(チョコレートの材料であるカカオ豆の脂質は、いわゆる普通の脂と比べて吸収されにくいので、カロリーだけ見て太りやすいかどうかを判断するのは、正確ではないのですが)
甘いチョコレートであれば一口で、心も体も満たされた状態をもたらしてくれるはず。
少量なので消化不良も気にする必要はないと思います。
チョコレートを食べたという罪悪感⇒寝る前のストレッチにつながる
1口とはいえ、甘いものを寝る直前に食べてしまった…という罪悪感は出てくるかもしれません。
でもその罪悪感こそが、チョコレートをおススメする理由の1つ。
チョコレートを食べた分、寝る前にちょっとだけストレッチをやっておこうかな、という副次的な効果も期待できるんです。
腹筋などはハードルが高いという人でも、寝た状態で全身をちょっと伸ばす、首をちょっと伸ばす、腰を左右にちょっとひねるくらいならできますよね。
それだけでも筋肉への刺激になり、また、スムーズな睡眠にもつながります。
食べ物そのものの性質だけでなく、食べた後の体や気持ちの状態も含めて、何を食べるか考える
今回例にあげた、「何も食べないこと」と「キャベツ」と「甘いチョコレート」。
そのものの性質だけで比べると、前から順番にだんだん太りやすくなっていきます。
ただ、それを食べる(食べない)ことがもたらす効果まで含めて考えると、結果は違ってきます。
ダイエット中は特に気持ちも戦闘モードで視野が狭くなりがちですが、それを食べたら自分の体はどういう状況になるんだろう、自分はどういう行動をするんだろう、ということも考えてみると、よりよい選択につながりますよ。
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