タオルの適切な買い替え時期とは タオルの賢い買い方・使い方・捨て方
物を捨てるのは得意な私が、なかなか捨てられないのが古くなったタオルです。
ゴワゴワして、色もくすんで、使い心地がよくなくて…。
食器なら割れたら買い替え!とわかりやすいけれど、タオルって難しいですよね。
これが正解というのはないけれど、買い替え時期検討のヒントになりそうなことをまとめてみました。
タオルの買い替え時期の見極めが難しい理由
水を吸収するという機能は維持されるから
年季が入ってゴワゴワしてきても、色が落ちてきても、水は吸ってくれます。
吸水率は落ちるけれど、それなりには吸ってくれます。
だから、古くなってもタオルの本来の役割は果たし続けてくれるんですよね。
まだ使えるものは捨てづらいです。
ちなみに夫の実家は破れたタオルも使い続けています。
そこまでいくとむしろ柔らかくて、薄さがむしろ軽やかに感じてきます。
いざ買い替えようとすると…タオルって高い
でもいよいよ、よし、買い替えよう!と気持ちを切り替えたとして。
もっぱらネットショッピングなのでいろんなお店を覗きに行くんですが、結構お高いんですよね。
フェイスタオルで1,000円~1,500円、バスタオルとなると3,000円~。
うーん、ちょっと待って、やっぱりこの子たち、まだ使えるわ!ってなるんです。
本来のタオルの寿命は洗濯30回!
そんなこんなで、雑巾のような色と感触になってしまったものも捨てられなくなってしまうのです。
そもそもタオルってどれくらい使うものなの…?と思って調べてみると、なんと洗濯30回が理想だそうです。
洗濯30回って…!短い!!
うちはバスタオルを毎日洗うので、そうなると1か月が寿命。
フェイスタオルは30枚くらいあって、毎日4~5枚をローテーションで使うから、6カ月が寿命。
なるほど…それを大きく超えて活躍してくれているから、うちのタオルはあんな感じなんですね。
自分なりのタオルを買い替える基準を決めましょう
洗濯30回と言われても、なかなか贅沢でその通りにはできないもの。
そういう場合には、自分なりのタオルを買い替える基準を決めるといいです。
私の場合の基準はタオルの種類別に2つあります。
フェイスタオル・ハンドタオルは、「お客さんが来た時に見られて恥ずかしくないものであること」。
来客用のタオルは別途用意してはありますが、万が一来客用に置き換え忘れて普段使いのものを観られたとしても大丈夫なレベルか、を基準にしています。
バスタオルは、「ローテーションが回ってきた時に”今日はこのタオルか…ハズレだ…”と落ち込まないものであること」。(うちはどのタオルが誰、と決まっていないので毎日違うタオルを使っているんです。)
ゴワゴワ、吸水が著しく悪い、生乾きのニオイがかすかに残っている、など使うたびに凹むのは捨てました。
他には期間を決めて、「年末に一斉に買い替える」と言っているお友達もいました。
新年から新しいタオルでスタートするのは、確かに気持ちよさそうです。
納得してタオルを買い、使い、捨てるために
これが正解、というのがないから難しいですが、自分なりに納得できるルールがあるといいですね。
タオルを買う時
先ほど書いた、「本来の寿命は洗濯30回」というのは高くても安くても同じです。
だから、もし買い替える基準を洗濯回数で決めるなら、そんなに高いタオルを買う必要はありません。
でも、もし買い替える基準を手触りや吸水力で決めるなら、高いタオルの方がやっぱり長く持ちます。
また、毛羽立ちや生地の縮みが出づらい素材を選ぶ、色落ちの目立たないものを選ぶ、というのも長持ちにつながり、コスト面での納得感は上がるでしょう。
タオルを使う時
手触りや吸水力を新品の時に近い状態で長持ちさせるためには、洗い方が大事です。
繊維を押さえつけず、ふわっと洗い上げるために、洗濯機に詰め込み過ぎないこと。
そして、特定のタオルの洗濯回数が上がらないように正しくローテーションさせること。
タオルを捨てる時
まだ使えるのに…と思って捨てるのは心が痛み、これも買い替えを妨げる要因の1つ。
雑巾にして再利用することもありますが、使いきれないことも。
そういう時は、燃えるゴミに出してしまうのではなく、古着回収に「今までありがとう、これからは違う形でね」と出しています。
タオルの買い替え時に正解はありません。
自分が心地いいと感じる落としどころを見つけましょう。
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