おばけトリックアートを読んでいて、娘は賢いかも!?と思った瞬間の話
小学1年生の娘が好きな本の1つが「おばけトリックアート」シリーズ。
今回はたんけん! おばけじまを学校の図書室で借りて帰ってきました。
トリックアートの本なので、いろんな仕掛けが隠されていて、遊べる絵本です。
隠し絵や逆さ絵などわかりやすいものもあれば、錯視を使ったものもあります。
大人もきっと一度はやったことのある、不可能図形、奥行き反転、トロクスラー効果、グラデーションの明るさ錯視などなど盛りだくさんで、親子であーだこーだ言いながら一緒に楽しめる本なのですが。
ある1ページで親子で揉めました。
それがこのページ。
大人であれば、「ああ、これ一緒の長さなんでしょ。」ってすぐわかるやつ。
「同じ長さだ!!!」という反応を待ちながら横で見ていたのですが。
娘は一生懸命長さを測った結果、娘の答えは「上だよ!」でした。
「え? 今、測ってみたら同じじゃなかった?」
「同じだけど、上だよ」
「・・・うーんと・・・どういうことかな?」
「だって、ここに”どっちがながく見える?”って書いてあるもん。ながく見えるのは上だよ!」
確かに!
「どっちがながいかな」だと事実を答えなければならないので「同じ」というのが答えになります。
でも、本で聞かれているのは「どっちがながく見える?」なんです。
そうなると、事実はどうであれ、トリックを施された結果、どう見えるようになっているかな、を答えることになります。
その答えは「上」です。
あんたが正しい!
あんたは論理的思考力ができる賢い子かもしれない。
とちょっと期待したのでした。
でもこれ、編集ミスだよね…。