漫画コミックが苦手でも「Dr. Stone(ドクターストーン)」はおもしろい! 子どもに科学に対する興味を持たせるにも最適
私は大学は文学部だったのですが、読書が苦手です。
文字だらけの本が苦手な人は結構いると思うんですが、さらに私は漫画コミックも苦手です。
その理由はいろいろあるんですが。
・絵の雰囲気が苦手なことが多いです。(この主人公の顔とか表情好きじゃない)
・想像力が必要なので疲れます。(静止画を頭の中で動かしながら読むのしんどい)
・どこまで丁寧に絵を見ればいいのか悩みます。(背景とか頑張って書かれてるから読み飛ばしたら失礼?)
夫は漫画が大好きでよく読むし、おすすめを勧めてくるんです。
熱心に語るから、少しは読んでみるんですが、やっぱり読み続けられない。
だったのですが!!
唯一の例外として、私が読み続けられているのがDr.STONE (ドクターストーン)です。
夫の最初の説明が「文明が全部なくなったところから、科学の力で再起する話」でした。
うわー、またつまらなそうなのきた…しかもジャンプコミックス…。
と思いながらも、絵が好きな雰囲気だったので2巻目くらいまで読んでいるうちにストーリーにも引き込まれていきました。
確かに、「文明が全部なくなったところから、科学の力で再起する話」なんですが、コメディ要素もたくさんあって笑えます。
難しい科学についても、わかりやすく書かれているし、わかりたいという気持ちにさせてくれる。
そして、科学はなんのために存在するのか、という哲学的なところにも触れています。
今は何でも手に入る時代なので、完成した状態の道具を買いますが、もともとはゼロから作り上げた過程があるわけで。
そんな開拓者への尊敬の気持ちもわいてきます。
息子は最新刊が出ると、それだけを5回は読み返し、そして次の巻が出るまでは1巻から通して読み直します。
他の漫画だと、ストーリー分かってるんだから時間がもったいないじゃない!と思うんですが、これに関しては、読み直したい気持ちがわかります。
何回も読み返すと、その都度科学に対する理解が深まるし、見えていなかったストーリーのつながりが見えてきたります。
内容が深いので何回でも楽しめるんですよね。
最新巻の22巻が出て、次は11月まで待たなければ。
リビングには息子が読み返すために、高く積まれています。