「仕事は楽しいかね」でフリーランスへの一押しをもらった話

「仕事は楽しいかね」という本の概要

2001年に出版され、当時はかなり話題になった記憶があります。
空港で足止めをくらった主人公が、実は巨万の富を気付いた起業家である一人の老人と対話する形で進むお話です。
主人公が老人に、「仕事は楽しいかね」と問いかけられたところから始まります。
主人公は起業をしたが失敗した過去を持ち、今はまじめに勤め人をしているが出世もできない状況を愚痴ります。
老人は対話をしながら、ビジネスにおける大切なことに気付かせていきます。

(以下Amazonより抜粋)
出張の帰りに、大雪のため一昼夜空港のロビーに足止めされた「私」。そこで出会ったある老人に、つい仕事で鬱積(うっせき)した感情をぶつけてしまう。老人は実は、企業トップがアドバイスをほしがるほどの高名な実業家。その含蓄ある言葉に「私」はしだいに仕事観を揺さぶられていく。

本書は、将来への希望もなく日々仕事に追われる主人公が、老人のアドバイスに自己変革のアイデアを見いだしていく物語である。それは、唐突に繰り出される老人の言葉とそれを問いただす「私」の会話で展開していく。たとえば老人は「目標を立てるな」という。「私」は、目標がなければ進歩の度合いが測れず、軌道修正もできないと反論する。しかし老人は、斬新なアイデアや商品がなぜ誕生したかを説き明かし、それらが目前の課題に集中した結果であることを指摘。また、世の中は自分が目標を達成するまで待ってはくれないとも言う。そして「遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守る」「明日は今日と違う自分になる、だよ」などのアドバイスをおくる。

 

仕事は楽しいかね? 」を読み終わって心にとめた3つのこと

出版された当時、まだ大学生だった私は読むことなく来ましたが、今年になって機会があって読みました。

読み終わった後に自分の中に残った教訓は3つ。
要約しながら自分なりに咀嚼しながらなので、本文内の表現とは違ったり、本来のメッセージとはもしかしたら違うことがあるかもしれません。
あくまでも、私自身がこの本を読んで得たこととして、記載します。

 

1.成功するためには人と同じことをしていてはだめ。成功した人のまねをしているうちは、その人を超すことは絶対にできない。
「多くの人は他人を凌駕する人材になろうとしているけど、それを他人と同じような人間になることで達成しようとしている」
成功する人というのは、これまでにはない発想やアイデアや挑戦の末、誰も到達したことのない高いところへ届くものだということです。
2番煎じじゃ到底追いつかない、と。
これはなかなか難しいですね…確信を持ってやれることではない気がしてしまいます。

2.とにかくいろいろやってみること。楽しんで試す中で、成功につながるものが見えてくる。
「きみたちの事業は、試してみた結果、失敗に終わったんじゃない。試すこと自体が欠落してたんだ」
本当の挑戦とは何か、を考えさせられました。
おそらく成功するであろうことを「検証」したり「確認」するのではなく、「挑戦」。
つまり、結果がどうなるか全く見えないことを、とにかくいろいろ楽しみながらやりなさい、ということ。
それが、これまでにない成功への道につながるんですね。

 

3.最初から成功することだけを夢見ていてもダメ。明日は今日とは違う自分になる、というたった一つの目標でよい。
最初からうまくいくなんて思うなよ。
少しずつ変わることが、大きな成功につながるんだよ。
それでいいなら、私にもできそう!

フリーランスになる今、背中を押してくれる本になった

読んだ時はまだ自分が会社員を辞めることになるとは思わなかったので、他人事として読んでいました。
別に成功とかしたいわけじゃないし、会社員のひとりとして順応して馴染んでいけたらそれでいいじゃない、と。
成功を目指す人って大変だなあ…と

そしてフリーランスを始める今、他者を凌駕するほどの成功を目指すような野心あふれるフリーランスではないけれど、この本の支えをとても大きく感じます。

私には、エディターとライターの仕事、翻訳の仕事をベースにしつつ、他にもありがたく声をかけてもらっている挑戦してみたい仕事がいくつかあります。
それと同時に、健康に関する資格の勉強もしたいと思っています。

会社員をやっていると、基本的には与えられた仕事をするだけで、自分から仕事を見つける、作り出すというのはなかなかできなかったです。

育児との両立も会社員を辞める理由の1つだったのに、いろいろ手を広げすぎたら逆に忙しく大変になるんじゃない、と言われることもあるけれど、せっかくこれだけ興味を持てるものがあるならとりあえずやってみたい
全部をフルパワーでというのは無理かもしれないけれど、いろいろ試す中で、自分に合ったものが見えてくるはず
やりながら、選んでもいいじゃない。

フリーランス1年目から何もかもうまくいくわけがないんです。
だから、やってみたいと思うことをやりながら、数年後に地に足のついた形になっていればいいかなと思っています。

 

自分が信じるやり方で挑戦したい

ブログを日々書いていると、アフィリエイトに関しても情報が入ってきます。
「とにかく!成功しているアフィリエイターのやり方を真似れば月数万円稼げるんです」と言われて、コンサルやセミナーを薦められます。

確かに同じ書くなら、稼げるに越したことはない。
でも、人に言われたとおりにやるだけなら私じゃなくてもできるし、なんだか成功者の弟子みたいだと感じてしまいました。

成功したアフィリエイターのまねっこをして、自分が書きたいと思うことを書きたいように発信できなくなるなら、ブログを書き続けるのがしんどくなると思います。
自分は、自分がいいと思うことを、これでいいんじゃないかと思う形で試してみたい。

それじゃあ稼げないよ、って言われるんでしょうが、成功の形はひとつじゃないし、いろんな成功の捉え方があっていいと思うのです。

 

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