仕事を辞めてからの生活の変化。やりたかったこと、やりたいことがようやくでき、驚くほど心が平和です。

退職して初めて、これまでのストレスを実感しました

6月29日を最終出社日として会社を退職しました。
間に育児休職を2回はさみましたが、15年の会社員生活を終えました。

3月末に会社員を辞めようと決めた時はいろんな不安もよぎりましたが、最終日のカウントダウンをする頃になると、晴れ晴れとした気持ちしかありませんでした。

最終出社日の翌日が土曜日だったので、土日はいつもの週末とあまり変わらない感じでしたが、月曜日、火曜日と過ごして、驚くほど心が平和です。
そんなに頑張っているつもりはなかったのに、正社員として激務と言われる会社にワーキングマザーとして勤務しているということは、ただそれだけで、相当のストレスがかかっていたのか、と実感しました。

やりたいこと、やりたかったことを無理なく丁寧にこなせることが嬉しくて、幸せで、平和すぎて、逆に何か悪いことが起こるんじゃないかと思ってしまうくらいです。

 

小学2年生の息子は学童から自分で帰るように

これまで18時過ぎに学童にお迎えに行っていましたが、2つの理由から、これからは17時にひとりで帰ってくるようにしました。

1つ目の理由は、お迎えに行ったタイミングが遊びの最中だと機嫌が悪くなるから。
そして、待たされる長女(先に保育園にお迎えに行くので)も機嫌が悪くなり、私も疲れがどっとたまり、もう最悪だから。

2つ目の理由は、学童の勉強の時間に友達とふざけていることが多いから。
通っている学童では、17時から30分間が勉強の時間と決まっていて、そこで宿題をしたり個別に持ってきた勉強をしたりするのですが、息子は仲の良い子とふざけあって宿題が雑になったり、勉強の時間が足りなくなったりしていました。
そろそろ集中して勉強する習慣をつけさせたいと思っているところでした。

勉強の時間が17時からなので、17時に帰るようにすれば、遊びの区切れとしてもちょうどいいです。

 

学童から帰った後は家での勉強時間

7月からは、17時からの30分間は家での勉強の時間にしました。
勉強と言っても学校の宿題がメインなのですが、それを見てあげられるのはとても大きかったです。
じっと見られたら嫌がるかな、と思いましたが、意外にも嬉しそうでした。
「今日はこんな漢字を習ったよ」とか「今日はこれだけだから楽勝だね」などこれまでなかった種類の会話も生まれました。
宿題を見てあげると、答えだけでなく、漢字だったら書き順、算数だったら思考の流れを見てあげられるので、引っ掛かりポイントがわかります
漢字に関しては、新出漢字だけでなく、ひらがなも書き順が間違っていたりするのは驚きでした。

 

勉強が終わった後は少しの間の自由時間

17時半に勉強の時間が終わったら、18時に妹のお迎えがありますが、それまではいつも邪魔する妹がいない状況でママと2人で何かすることができます
昨日は、先日買っていた「スーパーボール作りキット」でスーパーボールを作りました。
熱湯を遣うので、妹がいたらできないことです。
他にも、かき氷器を新たに入手したので、それの試し削りをやってみたり。

母が妹のお迎えに行っている間は、息子はひとりで留守番になるのでテレビを見たり、ゲームをしたりできます。

親子のコミュニケーションの時間が取れたり、子ども自身が自分でやりたいことをゆっくりできる時間が持てたり、時間に余裕があるとはこういうことか!

 

おやつよりも出来立てのごはんに食いついてくれる

これまでは家に帰ってから、ごはんの準備(温め直すだけですが)ができるまでに、必ずなにかおやつを食べていた娘。
保育園に迎えに行った時点で、今日のおやつは何かを聞かれ、おやつを見せるようにせがまれ(なので毎日通勤バッグに入れて持参していて)、それを握りしめながら帰宅し、家について手を洗ったらすぐおやつに食いついていました。

でも昨日は、家のドアを開けた瞬間に「なんかいい匂いがする!」と。
お迎えに出る直前に夜ごはんの準備をしておいたので、その調理の匂いが家じゅうに漂っていたんです。
会社員時代は、その日の夜ごはんは朝のうちに作っておいて、夜食べる時はレンジでチンだったので、ごはんを作る時の匂いが家に帰った瞬間に広がっている、というのは初体験だったみたいです。

手を洗うとおやつではなく、「今日のごはん見せてー」とごはんの方に興味を持ってくれました。
そして、「これ食べる!」とおやつではなく、ごはんを食べてくれました。感涙。

これまでは、ただの魚の塩焼きでも焼くのに15分くらいはかかるので、朝焼いて夜温め直していました。
どんな手をかけた料理よりも、シンプルでも出来立てのごはんは美味しいです。

収納を整えてストレスレス

収納スペースにものがあふれつつありました。
もともと断捨離は好きだし得意なので、ものを減らせばいい、ものの置き場所を定位置に決めればいい、というのはわかっていても、それをする時間がなかった。
なので、仕事を辞めて一番にやりたかったのが、収納スペースの整理整頓でした。
月曜日からやるつもりが、日曜日の夜にはもう気持ちが抑えきれず、フライングスタートしました。

日曜日にキッチンの戸棚類、月曜日に洗面所と廊下の物置、ストック置き場、火曜日に食器棚、本棚、自分のクローゼットをやりました。
これまでそれぞれ開くたびにごちゃっとして、ものを探すのにストレスと時間をかけていたのが、スッキリしました。

 

キッチン周りと床を拭く余裕ができた

これまで気になりつつも、あとで拭き掃除をしようと思っていたいろんなところを、都度拭けるようになりました。
見るたびに「ああ、そうだ!拭かなきゃだった」と思っていたもやもやがなくなりました。

 

たった2日間で、ずっとやりたくてもできなかったもろもろがこんなにできるなんて

同じタイミングで辞めて起業した後輩も、こんなに時間を自由に使っていいのかと驚いています、とラインをくれました。
8月になったら仕事もスタートするので、仕事と家事と育児と、どれもストレスレスにバランスを取りながらやっていきたいです。

 

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