フリーランスになって年収が3分の1になって変わったこと、変わらないこと

2018年7月に会社員をやめ、半年が経ちました。

会社員時代は、時短勤務でもかなりの年収をもらえていました。

もちろんフリーランスで仕事はするので収入がゼロになるわけではないけれど、

大幅に減るのは確実

金銭的なシミュレーションは辞める前にやっていましたが、

心配していた生活水準は変わらず

稼ぎ方に対する考え方と、生活で優先するものに対する価値観が変わりました

 

ライフプランシミュレーションによると年収100万で大丈夫

保健の見直しをしたことがきっかけで、

会社員を辞める何年も前からライフプランシミュレーションはやっていました。

子どもが成人するまでの収支予測のシミュレーションをしてみたら、

私が毎月10万円稼げば、生活の質を落とすことなく、

子どもたちが中学受験をしたとしても大丈夫、という結果でした。

この基準は、いよいよ本当に会社を辞めるぞ!となった時の

安心材料になってくれました。

 

フリーランスになってからの収入事情

最初の2~3カ月はどんな仕事をするか定まらず、

とにかく契約できる会社が見つかれば業務委託契約を結びました。

のべ8社くらいと契約し、ありがたいことにちょこちょこ仕事をもらえました。

半年の間に、自分がむいていると思う仕事や、

仕事の内容と報酬のつりあいの妥当性などを考慮して、

今は5社から仕事を請け負っています。

声をかけてもらった仕事は断らず、とにかく引き受ける!をモットー

仕事をしてきた結果、月に10~15万円程度の収入を得られるようになってきました。

思ったよりも早く軌道にのってホッ。

 

 

生活水準は変えなくても大丈夫だった

シミュレーションで生活水準の維持ができる見通しだったとはいえ、

やっぱり少し心配はありました。

そして、実際1/3程度の収入になってみて、

生活水準は変えずに、特段やりたいこと・欲しいものを我慢することなくやれています。

そもそも、もともと派手な生活はしていなくて。

海外旅行も行かないし(子どもが手がかかるタイプなので)、

外食もめったにしないし(近所においしいお店もなくて)、

ブランド物に興味はないし。

一番お金をかけるのが食費だったのですが、削らずやれています

(安心安全新鮮なものを選ぶようにすると、

物によっては、近所のスーパーの倍くらいかかったりするんですよね…)

 

会社員時代の「1円でも多く稼ぐぞ」がなくなった

会社員を辞めてフリーランスになってから、

自分でも一番感じる変化は、お金を稼ぐことへの執着がなくなったことです。

会社員時代は、身も心もギリギリでワーキングマザーをやっていました。

会社で責任ある仕事を与えられるのはありがたいけれど、

プレッシャーもすごいし、業務量も多く時間的にも追い詰められて。

そんな状態になってまで働いているんだから、

残業分含め、きっちりちゃんとお金もらいますからね!!!

というスタンスでした。

でも、今フリーランスになって、時間的にも精神的にも余裕を持ちながら、

自分がやりたいと思う仕事だけをやっていたら、

生活できるだけのお金をもらえるならいいや、という価値観に変わったのです。

フリーランスの報酬は時給のものより、出来高のものの方が多いです。

つまり、早く作業すればすれほど時給は高くなるのです。

会社員時代なら、1円でも効率的に稼げる方法を考えて、

とにかく早く!だったと思いますが、今はちゃんとそれなりにもらえるんだから、

自分が納得できるものを納品しよう、という考えに変わりました。

 

「時短もいいけど丁寧に生きるのもいい」と思うように

会社員時代はとにかく時短が最優先

でも今はちょっと手間と時間をかける丁寧さも贅沢でいいなと感じています

例えば会社員時代は、夜に一回、乾燥機付き洗濯機で乾燥まで回していました。

それが今は朝と夜の2回洗濯機能だけで洗濯機を回して、

洗濯物は部屋の中に干すことで加湿器の代わりにしています。

洗濯機を回して干すのは時間も労力もかかるので、

機械でできるところをわざわざする意味が分からない、と思っていたけれど。

乾燥機と加湿器の代わりに、洗濯物を干すのもなんだか

丁寧に生きている感じがして、心地よく感じます

1週間に1度クエン酸で掃除をしないとすぐにえげつないニオイが出てくる加湿器。

そんな加湿器を通して出てくる水蒸気よりも、

洗濯物の水蒸気の方がなんとなく気持ちもいいし。

 

必要以上にせかせかするのをやめようと思うように

お金はあればあるほどいい、と思ってきたけれど、

必要なだけ貯め続けられているのであれば、

もうそろそろせかせかするのをやめてもいいかもしれない。

お金を稼ぐことよりも、労力や時間をかける価値のあることがある。

大金持ちを目指す野望家でもないんだし、

小銭稼ぎにあくせくするよりも、

ちょっと丁寧に生活を送ってみたい

常にパツパツではなく、気持ちの余裕を持ちたい

「必死で走り続けてふと気づけば定年」というのは逃れられたので、

時間的、体力的、気持ち的に生まれた余裕によって、

これから人生を豊かにする何かに出会えることを楽しみにしています。

 

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