胸が小さくても痛くない!乳がん検診はマンモグラフィーより断然MRI!
私は胸が小さいのですが、そのことで悩んだことはありませんでした。
強がりじゃないですよ(笑)。
もうちょっとあってもいいかもな…と思ったことはありましたが、恋愛や結婚において障害になったことはなかったし。
何より、母乳で二人の子どもを育てられたし充分に機能してくれました。
なのですが、乳がん検診の時にだけは、この小ささが悩みの種になるのです。
マンモグラフィーは胸が小さいと本当に辛い
マンモグラフィーは痛いことで有名ですよね。
鉄の板に胸を挟んで、さらに機械でキリキリとそれを締め付けるんですから、痛くないわけがない。
私は2度経験しましたが、本当に辛いです。
「胸が小さいと痛みをより感じやすいかもしれません」という注意書きがある検診表を見たことがあるのですが、本当にそうです。
まず、胸が小さいとなかなか挟めなくて、よしOKとなるまでに何度も挟まれなおします。
挟んではやり直し、挟んではやり直しの繰り返しで、ヒリヒリします。
次に、絶対に胸じゃないっていうところから肉を集めてきて挟まれるので痛みの範囲が上半身全体に広がります。
そして、体勢が辛いです。
さらに、挟めたとしてもすぐにするんと抜けるので絶対に強めに挟んでる!!
とても鋭い痛みで、痛すぎて声も出なくて代わりに涙が勝手に出て止まりません。
気を失うんじゃないかと思うくらいの痛みで、頭が冷たくなります。
そして痛みと同じくらい辛いのが、技師さんの反応。
挟もうとしても挟む胸がないので、大変そうなんですよね。
何度もやり直して、これでもダメ、あれでもダメ…。
技師さんのせいではないですが、侮辱されている気になります。
マンモグラフィーは乳がんの見落とし率が高い
それだけ辛い思いをさせられるマンモグラフィーですが、実は乳がんがあってもかなりの確率で見落としがあります。
私の知り合いで2人乳がん経験者がいますが、2人ともマンモグラフィーでは発見できませんでした。
そのせいで発見が遅れてしまったのを目の当たりにしているので、私はマンモグラフィーを信頼していません。
マンモグラフィーって乳腺が多いと全体的に白くうつり、例え癌がうつっていてもかなり見分けづらいんです。
高濃度乳腺はマンモグラフィーに向かないのですが、日本人は欧米人よりもその割合が高く、さらに年齢が上がるほどさらに割合が増えるそうです。
身体も心も多大なるダメージを受けるのに、検査結果が信ぴょう性にかけるなんて、マンモグラフィーでの検査を受ける気になれない。
乳房MRIなら痛くないし乳がん発見率もかなり高い
マンモグラフィーが嫌だから検診を後回しにするのは、それはそれで不安…。
どうすればいいんだー、といろいろ調べていたら、乳房MRIというのを見つけました。
よく脳の疾患で使われるあのMRIの乳房版です。
MRIなら放射線を使わないから被ばくしません(マンモグラフィーは微量だけれど飛ばくします)。
そして何より痛みがないし(ただ下向きで寝転ぶだけ)、検査着を着たままでOK。
その上、検査結果の精度もマンモグラフィーの3~5倍高いのだとか。
求めていたのはこれだ!!!
自費診療になるので2万円から3万円かかりますが、心はもうすっかり奪われたのでした。
実際に受けてみて
ネットからの予約もできて、希望日にすぐに予定を入れることができました。
受信票を書いてから、検査着に着替えて、実際に検査をして、という流れもとてもスムーズです。
検査はただ下向きに寝ころぶだけ。
大きな音がするので、耳栓とヘッドフォンをする必要はありますが、他に負担に感じるものは何もありません。
めちゃくちゃラクチンでした。
検査結果も信頼性が高いし、これはもう、毎年MRIに決まりでしょう。
マンモグラフィーが苦手で検診を避けてしまっている方や、マンモグラフィーの検査結果に信用を置けない方はぜひ!
ちなみに、乳房だけでなく、全身の様々な部位のMRIも可能です。
費用が高額にはなりますが、子宮卵巣のMRIも気軽に受けられていいかも、と検討中です。