「おかわりある?」と要求しておきながら食べない娘。その反応からも成長ぶりがみられます
いつもお菓子のことで頭がいっぱいの娘。
でもたまに、ごはんでも好きなものはおかわりをしようとすることがあります。
早いタイミングでのおかわり宣言
ひき肉とにんじんのそぼろ、タマネギのお味噌汁、オムライスなど
好きなメニューに当たった時。
一口食べた時点で「おかわりある?」と聞いてきます。
「うん、あるよ」と言ったら「たべるからおいといてね」と予約します。
そして実際におかわりになった時
一皿目をたいらげて「おかわり!いっぱい!」と。
「ちょっとにしておいたら?」と聞いても「いっぱいたべたいんだもーん」というので前に置いたら。
99%の確率で一口も食べません。
おかわり分が目の前に置かれた瞬間に「おなかしんどいから、やっぱいらない」と言います。
10秒前におかわりいるかどうか、聞いたよね?
いっぱい食べるって言ったよね?
どういうことだよ?
娘なりの表現だと思うことにした
最初の頃はイラっとしてしまっていました。
私をからかう遊びなのかと思いました。
食べないならおかわりって言わないで、といっても状況は変わらない。
なので「おかわりするくらいすごくおいしい!」という娘なりの表現なんだと思うようにしたら、かわいらしく思えるようになったんです。
一口食べたら、永遠に食べられるくらいおいしいと思った。
だから一口目でおかわりを確保しておこう。
一皿食べきっても、やっぱりまだもっと食べたいと思った。
だからおかわりもたくさんいれてもらおう。
でも勢いよく食べ終わって、おかわりを準備してもらっている間に、満腹中枢が刺激されておなかがいっぱいだということに気づいてしまった。
2回目も本当はこんなに食べられる気分だったんだけど。
残念だけどしんどくて無理。
だからやっぱりいらないって言おう。
子どもなりの考えや理由が必ずある
何をするにも、子どもには子どもなりに必ず理由がある。
先日会った友人から言われた言葉です。
私がうちの子は本当に手がかかってしんどい、と愚痴ったときにかけられた言葉でした。
大人の目線では理解できないことも多いかもしれないけど、絶対に理由があるんだよ。
それを聞いてから、少し冷静になれるようになりました。
おかわりの件もそうですが、今朝もついさっきまで機嫌よくテレビを見ていたのに急に泣き出しました。
うちの娘に限っては、突然の機嫌の変化は日常茶飯事。
まただよ…と思って「さっきまで何もなかったのに、急に泣くのやめてくれる?」と言ってしまった。
娘は「だっこー」というけれど、朝ごはんの準備で手が離せない。
「抱っこしてほしかったらこっちにおいで」と言ったら、床を這いながら泣きながらやってきました。
後からなぜ泣いていたのか聞いたら「テレビが聞こえなかったから」だそう。
朝はテレビのニュースをつけているのですが、子どもたちが起きる時間より前はボリュームをいつもより抑えています。
その日は普段よりも早めに娘が起きてきたのでした。
「いつもより音が小さくて聞こえなくて嫌だった」と。
ちゃんと理由がありました。
「急に泣いてもわからないから、今度から言葉で教えてね」と言ったら
「わかった」と約束してくれました。
「もういらない」ではなく「あとでたべる」と言うようになりました
こういう1つ1つの約束の積み重ねで、大人が納得できる基準で泣かなくなっていくんだな。
泣かれれる時はいい加減にしてくれ!と思うけれど、大人基準に近づいていくのはちょっと寂しい気もしてしまいます。
ちなみに最近娘は「もういらない」ではなく「あとでたべる」という表現を使うようになりました。
私が「おかわりっていったから入れたのに、もったいないじゃん」と言ってたからですね…。
朝ごはんを残す時は「これよるたべるね」。
夜ごはんを残す時は「これあしたたべるね」。
そもそも好きじゃないものだった時は「これぱぱにあげるね」。
確実に、日々賢くなっています。
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