ウィータビックス ブランフレークス ~オールブランの代わりになりうるかを検証~

ある日突然オールブランが買えなくなった

朝ごはんはには中学生の時から25年間、便秘対策のためにずっとオールブランを食べてきましたが、2020年3月末頃から急に手に入らなくなったんです。
(オールブランのすばらしさについてはこちら→★

近所のスーパーにもないし、ネット上にもない。
楽天だけじゃなく、ヤフーショッピングにもアマゾンにもない…!
まさかの廃盤!?製造中止!?
ずっとオールブランに支えられて生きてきたのに、これからどうすれば…と嘆いていても仕方ないので代替品を探すことにしました。
(ちなみにオールブランオリジナルは、2020年4月にオールブランブランリッチにリニューアルされて今は販売されています。よかった!)

オールブランの豊富な食物繊維量は小麦のブランによるもの
原材料が同じもので探してみて見つけたのがウィータビックス ブランフレークスです。
結果的にはオールブランリニューアルのためにしばらく商品がなかっただけだった、というオチでしたが、果たしてブランフレークスはオールブランの代替品となりうるのか、比較検証したことをまとめました。

 

 

ウィータビックス ブランフレークス

■基本情報

・価格は500gで752円。オールブラン(400gで約500円)より高めです。

・原材料は、全粒小麦、小麦ふすま、砂糖、大麦麦芽、食塩。
オールブランは、小麦ブラン、砂糖、麦芽エキス、食塩 /ナイアシン、鉄、ビタミンB2、ビタミンB1なので、基本的には同じですが、ブランフレークスの方がシンプル

 

■見た目の比較

ブランフレークスは名前の通りフレーク状です。
1つ1つは結構大きめ(1cm以上はある)で厚さもあります。

左がオールブラン(ブランリッチ)。棒状なので、見た目は全く違います。ブランフレークスの大きさもよくわかります。

↓日本で打っている多くのシリアルはアルミの袋ですが、白いビニールのような袋に入っています。

↓日本語以外の言語での説明がたくさん。アラビア語…?みたいなものもあります。
添加物が入っていないのは、より多くの国で販売できるようにするためなのかも?

 

■味の比較

ブランフレークスを最初に口に入れた時の感想は、「たんぱく…」でした。
甘みがなく噛んでもうま味が出てくるとかそういう感じはしません
口に入れた時と、噛みしめた時と、飲み込んだ時、ずっと同じ味です。

薄味派の私も、これはかなりあっさりだ…と思いました。
はちみつやメープルシロップをかけたり、ドライフルーツをまぜたりしないと、多くの人は食べきれないかもしれません。
決してまずいとかそういうわけではないのですが、素材そのものというか。
オールブラン(ブランリッチ)をブランフレークスの後に食べてみたらものすごく塩気を感じました。
オールブランの甘みはその塩気のために感じていたのだと気づきました。
オールブランよりもたんぱくであっさりなフレークがあったなんて、びっくりしました。(うちの家族はオールブランを鳥のエサだというのですが、ブランフレークスはまさにそんな感じ!)

 

■食感・食べやすさの比較

ブランフレークスは1枚がとても大きく、厚みがあるので噛み応えがあります。
オールブランは細かな棒状なので、すきまに牛乳が入り込んでかなり食べやすいんですが、ブランフレークスはあまり水分を吸わないので、ややボソボソした感じがして、それもあって時間がかかります。
食べづらい、ということになるのかもしれませんが、オールブランよりも少量で満腹感が得られます

また、オールブラン(ブランリッチはその形状ゆえに、最後の方は粉々になっていることが多いです。
ブランフレークスは多少の割れはあるとしても、粉々にはならず、むしろ小さくて食べやすいかもしれません。

↓最後の1回分はいつもこんな。これに牛乳をかけるとドロドロのお粥状になって、私もあまり得意ではない…。

 

 

■食物繊維量の比較

これが一番大事!
食物繊維量はどうなの?です。
オールブラン(ブランリッチは40gあたり11g
ブランフレークスは100gあたりで14.8gで、40gに換算すると、オールブランの約半分。
ならば倍食べられればいいのですが、オールブランよりも腹持ちがいいのでそれは無理で…。
これでも、世の中に出ているシリアルの中では食物繊維量は多い方なんですが。

やっぱりオールブラン(ブランリッチはすごいんだ!販売継続でよかった!という結論になったのでした。

 

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