同じ立場だからこそ言えること。フリーランスはコロナ禍では自宅保育を!

コロナの緊急事態宣言を受けて、娘は1カ月間保育園をお休みすることにしました。
仕事量を減らして、夜中と早朝に時間を確保して、なんとか日々回しています。
最初は子どもたちは文字通り一歩も家から外に出さないつもりでいましたが、難しいですよね…。
散歩や運動はしてもよい、と明確に発信もあったので、1日1回は外に出ています。

クラス18人中登園は2人

私の家から保育園は徒歩3分の距離にあります。
自転車で近くの公園に行く途中にあることもあり、前を通ると園庭で遊んでいる子どもたちや先生と会えるんです。
今日もお天気が良く、園庭では子どもたちが遊んでいました。
ただ、やっぱりパッと見てわかるくらい人数はいつもより少ない
先生に聞いたら、娘のクラスは18人中2人しか来ていない、とのことでした。
ちなみに昨日は5人だったそうで、日によってばらつきはあるけれど、ゴールデンウィーク明けまではそれくらいで推移しそう、とのことでした。

 

フリーランスのママの子どもが登園

そこで気になったのがYちゃんがいたこと。
保育園ママは忙しいのであまり仲良くなる機会がないですが、Yちゃんのママとは比較的距離感が近く、ざっくばらんに何でも話せる関係です。
私がフリーランスになったのと、さほど時間を空けずに彼女もフリーランスに。
仕事の相談などもしてきていました。
だからこそ、事情がある程度わかるのですが、それほどガツガツ仕事をしている感じではないはずなんです。
しかも、このコロナ禍では依頼が減るような業務内容
この状況下であっても、保育園にお願いしなければならないほど忙しいとは思えなかったのです。
少し前は「フリーランスだって仕事の時間は必要だもんね」と言い合っていたのですが、緊急事態宣言を受けた今も同じスタンスであることに、驚いてしまいました。

 

フリーランスなら在宅保育を試みるべき

フリーランスなら在宅保育を試みるべき、というのは同じ立場だからこそ、言えることだと思います。
フリーランスの仕事は専門性の高いものが多く、保育をしながらできるものではありません
それは、私も何度も誤解されてきて腹が立ったし、悲しい思いもしてきました。
ただ、それは通常時においてのこと。
フリーランスの強みは、ある程度自分で仕事の量を調整できることにあります。
保育園の先生の負担を減らすため、自分の子どもをリスクから守るため、仕事量を調整することも考えるべきだと思います。
仕事が減る不安があるかもしれないけれど、仕事が減った時に生きていなければ意味がない
子どもの年齢にもよりますが、話せばある程度理解もしてくれます。
仕事量の調整+子ども側からの理解+テレビや動画、で意外となんとかなったりします。

 

今休んでいる=普段から楽な仕事、とは思われない

フリーランスの仕事は楽だと思われているような雰囲気が、私は大嫌いでした。
だから、例えあまり仕事がない日があっても保育園へのお迎えは同じ時間にしていました。
コロナがまだそれほど深刻でない時に、「自宅で保育できるなら登園を見合わせてほしい」と園から言われた時には、「なめんなよ!」と腹が立ちました。
お休みの人数が増えてきた時は、「そんなに簡単に休める仕事なのか」と思ったり、「普段から保育園じゃなく幼稚園の方がいいのでは」と思ってしまったりもしました。
でも、今はそんな誤解と戦うために、人に保育を任せる時期ではないと思うのです。

子どもの年齢や人数、性格にもよるだろうし、どうしても静かな数時間が必要な時もあると思います。
でも、保育園に行く日を減らしたり、滞在時間を短くしたりはできるはず。
子どもがいない時間がないとどうにもならない、という場合を除き、仕事の調整をできる限り試みて自宅で保育をすることは、フリーランスとしてやるべきことなんじゃないかと思うのです。

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