ワーキングマザーの可処分時間はやはり短い。その代わりに手に入れたもの。

以前勤務していた会社で、ずっと仲良くしていてくれていた後輩が転職することになりました。
とても優秀で、向上心がある人。
さらなるキャリアアップに向けた素晴らしい決断をお祝いするためにランチをしてきました。

 

彼女が有給消化中にやりたいことは盛りだくさん

最終出社日後の1カ月間は有給消化ができるので、やりたいことの計画を立てている最中とのこと。
マクロの勉強(より効率的な業務遂行を目指して)
プログラミングの勉強(10万円くらいの教材をすでに申し込んだそう)
英語の勉強(もうすでにネイティブ並みにペラペラなんですけどね)
・すきま時間に自己啓発本を読む
・実家への帰省
1週間ごとに区切りをつけながらやっていきたい、とのことでした。

 

彼女の転職後の展望

さらに、転職後のキャリアの展望も語ってくれました。
・与えられたミッションを着実により効率的にこなす(今よりも期待される役割が広く大きくなる)
1~2年でマネージャーに昇格する(結果を出せば年齢に関係なく昇格できる会社)
・さらにやりたい新たな分野を見つけていく(与えられた業務にとどまらず自分で仕事を探し作っていく)

尊敬するとともに、どこか羨ましいという感情が

聞いていて、単純にすごいな、と尊敬しました。
決して現状に満足せず、常に上を目指す人。
後輩ながら、一緒にいさせてもらえるだけで刺激をもらえます。

それと同時に、今の私が同じようなことを目指そうとしても子どもがいると現実問題、なかなか難しいなと感じました。

 

ワーキングマザーの可処分時間は原則平日の9時~17時

子どもたちが保育園・小学校(学童)に行っている間の時間が、ワーキングマザーが自由に(=といっても仕事に、になりますが)使える時間になります。
つまり、それは私の場合だと平日の9時~17時
お昼を抜くと1日7時間、1週間で35時間です。

日々稼ぐための仕事をしているだけで1日の可処分時間が無くなってしまいます。

 

そんな中で可処分時間を増やす方法

どうやって生業以外のことをする時間を作るかと言うと、誰かに子どもを預けるか、自分の睡眠時間を削るか、しかありません。

うちの場合、子どもたちはひとり遊びができないタイプ。
同じ空間にいながら、仕事や勉強をするのは不可能です。
そうなると誰かに違う空間で子どもを見てもらうしかありませんが、パパは毎日終電、祖父母は遠方、ということで頼れません。

なので、睡眠時間を削る作戦を取ることになります。
毎日21時過ぎに子どもたちと寝室に向かいますが、そこからなかなか寝付かない。
(ここで「寝ておいで!」と言って2人で寝てくれればどんなに楽だろうと思います…。)
ひどい時は22時半くらいまでワサワサと動いたり話したり。
夜に時間を確保しようとすると、子どもたちの状態に左右されてしまうので、私は早起きするパターンにしています。
4時半ごろに起きて、6時までの1時間半、仕事以外のことをする時間にしています。

それでようやく、1日1時間半、1週間で7時間半です。
ここで社労士の勉強をしたり(2回挑戦してダメでしたが)、健康管理士の勉強をしたりするわけです。

 

子どもを理由に諦めていると思われるかもしれないけれど

子どもがいても、子どもがいない人に遜色なくバリバリ働き、勉強し、キャリアを築き上げていく人ももちろんたくさんいます。

そんな人たちからすれば、”子どもがいても何事もやる気があれば、子どもがいない人と同様にできる”と思うのだと思います。(つまり子どもを理由に諦めてるだけじゃない、と突っ込まれる
でも、価値観は人それぞれ。

私から見たら「逆にあなたたちは仕事を理由に充実した子育てを諦めてませんか?」と思うことも少なくない。

夜遅くまで働き、接待飲み会も頻繁に行き、その間、「自分でできるよね?」と子ども(たち)だけでごはんを食べさせる
学校の宿題や持ち物も子ども任せで、親としてのチェックはしない(時間も気持ちも余裕がなくてできない)。
土日も仕事が入ったりして、子どもとゆっくり遊ぶ余裕がない。

後輩の華麗なるキャリア展望を聞いて、私もつい”子どもがいるから無理だな”と瞬間的に思ってしまいましたが、正しくは”そういうキャリアを目指してパワーを割くよりも、子どもとの時間を選びたいな”なんです

本気で羨ましくて、本気で自分も同じことがしたいなら、シッターさんを手配するとか、小2の息子には一人でできることを増やしてもらうとか、手がないわけではないんです。

確かに自分ひとりで何かができるという意味での可処分時間は短いです。
でも、17時以降はそれよりも自分が大切にしたいと選んだ、子どもとの時間

人間、ついないものねだりをしがちですが、今目の前にある大切なものに向き合える幸せを忘れてはいけないなと思ったのでした。

 

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