「1日1万歩」は非現実的だし必要なかった!1日300kcal分の運動をすればOK!

いつもは家から会社まで自転車で通っています。
でも昨日は帰りの時間に雨が降っていたので、そういう時は電車になります。

駅まで急ぎ足で歩いていくと、いつもより駅が混んでいる…。
なんとなく嫌な予感。

もう少し近づくと「人身事故のため電車が止まっています。復旧の目途が立ち次第ご連絡します。」と聞こえてきました。

 

都心でなければ迂回路なんてない

路線図が網の目のようになっている都心であれば、1つの路線が止まったところでいくらでも違う方法で目的地までたどり着けますが、東京の端っこになると事情が違います。
いつもの路線が止まると身動きが取れなくなります
しかも昨日は人身事故があったのが、私の家の最寄り駅だとか。

 

歩いて帰ることに

止まったばかりのようだし、復旧のめども立っていないらしい。

電車がダメならバスかタクシーも考えたいところですが、会社の駅から出るバスには私の家の方へ走る路線がありません。
ならばタクシー!とタクシー乗り場に目をやると、30人は並んでいました

この時点でお迎えのデッドまで1時間15分

自転車なら20分ちょっとの距離なので、早歩きで歩けば1時間くらいで着きます。
不幸中の幸いで雨はそれほど強くなく、スニーカーだったので、歩いて帰る決断をしました。

 

途中でタクシーを拾う作戦もうまくいかず最後まで歩くことに

途中、違う路線の駅の近くも通るので、そこでタクシーを拾ってもいいかもな…と思っていました。
(都心のように、歩きながら流しのタクシーを拾えるくらい、タクシーが豊富ではないのです)

”あとちょっとだ!”と気を強く30分くらい歩いてようやくその駅へ到着!
しかし、私と同じ考えの人たちなのか、もしくは、雨も急に降りだしたので単純に雨対応なのか、そこでも10人はタクシーに並んでおり。
待って間に合わなくなるのはすごいストレスなので「今日は歩けということだ」と割り切って最後まで歩くことにしました。

結局保育園についたのは、会社の最寄り駅を出てからちょうど1時間後。
そのあと、長男のお迎えの学童もギリギリ間に合うことができました。

 

気持ちもグッタリ、足もパンパン、もうヘロヘロ

家に着くまでは”なんとかしなきゃ”という一心で必死でしたが、家に着いた瞬間、”間に合ってよかった”という安心感もあって、座り込みました。
気持ちも身体も、もうヘロヘロ。
それでも子どもたちは容赦なく「ねえ、おなか減った!今日のごはんなに!!?」と来るので、5秒も座らせてもらえなかったのですが…

これだけ歩いたらすごい歩数になっただろう!とスマホのアプリを見てみました。

あんなに頑張って歩いて1万歩か…!

 

「1日1万歩」って高すぎる目標だと思う

私はスマホのアプリで歩数を数えているので、スマホを持っている間の歩数しかカウントできていません。
会社ではスマホを机に置いたままうろうろするし、家で家事をする時もスマホを手放しているので、それらはカウントに入っていないということ。
それを入れればもっと歩数は稼げるのでしょうが、それでも1日1万歩ってかなり高い目標だと思いました。

厚生労働省のHPで確認してみると、運動すれば病気の予防につながるから歩きましょう!ということのようです。

「身体活動量が多い者や、運動をよく行っている者は、総死亡、虚血性心疾患、高血圧、糖尿病、肥満、骨粗鬆症、結腸がんなどの罹患率や死亡率が低いこと、また、身体活動や運動が、メンタルヘルスや生活の質の改善に効果をもたらすことが認められている。更に高齢者においても歩行など日常生活における身体活動が、寝たきりや死亡を減少させる効果のあることが示されている」
【参考・抜粋】 厚生労働省HP

その理想として、「1日1万歩」の歩数の確保が挙げられています。

 

「歩く」ことだけでなく、他の運動も併せて300kcal分の運動をすればOK!だった

厚生労働省のHPにはきちんとその根拠も書かれていました

「(注)1日1万歩の根拠
海外の文献から週当たり2000kcal(1日当たり約300kcal)以上のエネルギー消費に相当する身体活動が推奨されている。歩行時のエネルギー消費量を求めるためのアメリカスポーツ医学協会が提示する式を用いて、体重60kgの者が、時速4km(分速70m)、歩幅70cm、で10分歩く(700m、1000歩)場合を計算すると、消費エネルギーは30kcalとなる。つまり1日当たり300kcalのエネルギー消費は、1万歩に相当する
【参考・抜粋】 厚生労働省HP

歩くことありきではなく、300kcal分の運動をしなさい、ということが本来のメッセージだったんです。
その300kcal分を誰もが身近で簡単にできる「歩く」という運動に置き換えると「1日1万歩」ということだったんですね。
(しかも体重60kgない人であれば、もっと少なくてもよくなります)

 

1日1万歩に届かない分は、違う形で身体を動かす

「1日1万歩」がスローガンのように独り歩きしてしまっていますが、他に運動をしているのであれば1万歩歩かなくてもよい。
日常の家事で床拭きや洗濯干しだってエネルギー消費をするわけで、それらも総合的に考えてよい、ということです。

1日1万歩歩くためには1時間以上かかります。
子育てしながら仕事をしていると、まず時間の確保が難しい。
だから、1万歩に足りない分の運動量を測り、筋トレなどでカバーすればいいかな。

今までは歩数を見て達成感を感じていましたが、今後は万歩計の使い方が変わりそうです。

 

↓ぽちっと応援お願いします★

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメントする