ずっしりと大きくて、とてもおいしいチョコレート。そのおいしさの秘密は材料にありました。

近所の生活クラブで売っている400グラムのチョコレートがとてもおいしいです。

板チョコをドラえもんのビッグライトで大きくしたような、大きなチョコの塊です。

↓LOOKと並べてみるとその大きさは歴然です。

 

 

以前からその存在感が気にはなっていました。
でも、これだけ大きいとなんだか味が薄くておいしくなさそうに思えてなかなか実際に買うところには至りませんでした。

 

初めて購入したのは息子のバレンタイン用に

購入するきっかけになったのは、今年のバレンタインデーでした。
息子にどんなチョコが欲しいか聞いたら「あのお店で売ってるでっかいやつがいい」と。

もっとオシャレでかわいいものもある中でなぜあれ・・・?
子どもにとっては、あのインパクトだけで興奮するのかもしれません。

「あんなに大きいの、おいしくないよ、きっと」と言うも「いいの!あれがいいの!」と。
本人がそれでいいなら…と半ばあきらめて仕方なく買ったのですが、これがおいしくて

大きいので少しもらってもばれないのをいいことに、私も夫もちょこちょこコッソリいただいてしまいました。

 

400gミルクチョコレートのおいしさの理由は原材料を見てわかった

このチョコレート、思っていたよりも美味しい、というのではなく、今まで食べた中で一番美味しいと思いました。
私だけでなく夫も同感だと言っています。

美味しい理由は「きちんとカカオを使っていること」と「口どけの良さへのこだわり」

400gミルクチョコレートの原材料を、一般的な板チョコと比べてみました。

【400gミルクチョコレート】
砂糖、ココアバター、全粉乳、カカオマス、
レシチン(大豆(遺伝子組み換えでないものを分別)由来)、香料

【森永ミルクチョコレート】
砂糖、カカオマス、植物油脂、全粉乳、ココアバター、
ホエイパウダー、バターオイル、乳化剤(大豆由来)、香料

【ロッテ ガーナミルクチョコレート】
砂糖、カカオマス、全粉乳、ココアバター、植物油脂、
レシチン(大豆由来)、香料

【明治ミルクチョコレート】
砂糖、カカオマス、全粉乳、ココアバター/レシチン、
香料、(一部に乳成分・大豆を含む)

400gミルクチョコレートを基準に比べて、異なる原材料はピンク字にしています。

 

・森永とロッテに関しては、植物油脂が入っている
コストカットのため、ココアバターの代わり使われたのでしょうか。
しかも、森永に関してはココアバターよりも植物油脂が前に記載(=たくさん使われているということ)されてます。
これではチョコレートの風味が損なわれるのでは…と思ってしまわざるを得ません。
また、植物性油脂はカカオマスよりも口どけが悪かったり、雑味のもとになったりします。

 

・森永に関しては、ホエイパウダーとバターオイルも入っている

 

・明治は原材料は同じだが、ココアバターの配合割合が低い
明治は原材料の内容は同じですが、記載される順番が違っています。
原材料は前から順に、入っている割合が多いものを並べて記載されるんです。
400gチョコレートだとココアバター>カカオマスですが、明治は逆になっています。

ココアバターは口どけの良さに影響しますが、体温より少し低い温度で溶け始めてしまいます。
スーパーやコンビニで買った帰りにベトベトに…というのを避けるため、明治のものは少なくしているのかも。

 

・遺伝子組み換え材料を分別している
すべてにレシチン(乳化剤)が使われていますが、400gミルクチョコレートは遺伝子組み換え材料へも配慮がされています。
味に違いが出るかはわかりませんが、安心ではあります。

※レシチン(乳化剤)は水と油をうまく均等に混ぜ合わせるために使われます。
チョコレートにおいては、水を給水しやすい砂糖と油(ココアバターや植物性油脂)とが滑らかに混ぜるために使われます。

 

400gミルクチョコレートはカカオ感と口どけの良さがダントツ

比べてみてわかったのは、植物性油脂など代替品は使わずきちんとカカオのみで作っていること。

高温時の取り扱いづらさはあっても、口どけの良さにこだわってカカオバターを多く配合していること。

私は市販のお菓子を食べるとおそらく添加物の影響で喉がイガイガするのですが、400gミルクチョコレートは一切そんなことはなく、食後もずっとおいしさの余韻だけに浸れました。

 

食べ応えがあるのも魅力の1つ

味が美味しいのはもちろん、400gミルクチョコレートのもう1つの魅力は食べ応えがあることです。

パッケージにも「歯を傷めないようにご注意」と書いてありますが、バリバリ食べる感じがたまりません。

 

市販の板チョコだと、冷蔵庫に入れていないと、歯ごたえどころか、ふにゃっとしていることすらありますよね。
400gチョコレートは「食べてる!!」という満足感がたまりません。

 

大きいゆえのデメリット。大きいとおいしくなさそうに見えていた。

最初にこのチョコレートに手が出なかったのは、あまりに大きいがゆえに、おいしそうに見えなかったからです。

・味が薄そうに思える
野菜や果物でも、通常サイズよりも大きいと味がぼけているんじゃないか、と思いませんか。
かすかすだったり、密度が薄いんじゃないかと。

・質より量で勝負しているように思えてしまう
通常サイズより大きいものは、おいしくないけどたくさんあるから許して!と言っているように見えてしまいます。
質では勝てないけど、量で戦う!みたいな。

でも計算してみると、400gチョコレートは400グラムで1,000円くらいします。
普通の板チョコが50グラムとしたら8枚分の重さです。
1枚の板チョコに換算してみると、1,000円÷8=122円。

近くのスーパーだと板チョコは安い時だと100円前後で売っているので、こんな大きいのに単価としては変わらない…というかむしろ高かった!

 

・通常よりたくさん食べてしまうリスク
400gミルクチョコレートは16個のブロックになっているので、1ブロック分が約24gです。
市販の板チョコの1/2枚分くらいに相当します。

24g食べた時の感覚として、市販の板チョコだと全体の半分も食べてしまった!となりますが、このチョコレートだと15/16残っているので全く減った感がありません。
もう1ブロックくらい食べちゃおうっかな、となってしまう。
そして、実際、美味しくていけてしまうんです。

ダイエットの観点やコストの観点からは、あまり好ましくないかもしれません。

 

残念ながら夏の時期は販売中止だとか…

先ほど述べたように、ココアバターの配分量が多いこの400gミルクチョコレート。
体温より少し低い温度で溶け始めてしまいます。

ということで近くの生活クラブの店舗では初夏から残暑の頃までは取り扱わないそうです。
なくなりそうになったらすぐに買い足していたので、家族全員が「え…!?ウソ!!」とショックを受けました。

ただ、製造販売元のHPを見るとパッケージは違いますが、見た目と価格が似ているものがありました。
製菓用としての販売ですが、きっとこれ
通販もできるようなので、買ってしまうだろうなと思っています。

 

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