鼻炎の原因特定は難しい…アレルギー検査で何もひっかかりませんでした
数年前から、5月ごろと11月ごろに花粉症のような症状が出るようになりました。
スギ花粉の季節ではないし、ブタクサかな…。
今回も秋の終わりごろからくしゃみと鼻水が大変で、薬を飲み始めたのですが、1月になっても薬がないとしんどい状況が続いています。
花粉ってこんなに長い間続く!?
そもそも本当にブタクサのせい?というのが気になったので、アレルギー検査を受けることにしました。
アレルギー検査の結果は「該当なし」
私が受けたアレルギー検査は採血をして、血液がどのアレルギー物質に反応するかを調べるものです。
何が原因なんだろう…ついに敵が判明する!とワクワクしながら採血の2週間後に病院へ行ったのですが、なんと「該当なし」。
ダニ、花粉(すぎ、ぶたくさ、ひのきなど)、ハウスダストなど、検査項目すべて陰性でした。
アレルギーの原因が特定できないことは珍しくない
「えっと…どういうことでしょうか?」
原因がわかれば、それを避ければいいわけでしょ!と意気込んでいたのに。
先生曰く、「有名どころの指標には引っかからなかったけれど、人はいろいろなものにアレルギー反応を起こすことがある。時期的に寒暖差に反応している可能性もあるかもね。」と。
さらには「血液がアレルギー物質にどう反応するかの結果は陰性だったけれど、実際に体に入った時に体がどう反応するかとはもしかしたら違うこともあり得る。」と。
だから、血液検査をしてアレルギーの原因を特定するのは難しいことも多いのだとか。
たとえば、「すぎ」に陽性が出たとしても、他にも検査結果ではわからないものへのアレルギーも併発しているかもしれないということです。
原因がなんであれ飲む薬は同じ
なるほど…でも原因がわからなければ、どの薬を飲めばいいのか決められなくない?
結論から言うと、何が原因であれアレルギーに対して処方される薬は同じなのだそうです。
もちろん種類はあるけれど、それはアレルギー物質によって違ってくるわけではない、と。
原因の特定もできず、結果的に飲む薬も同じだなんて、検査費用がもったいなかった。。。
年中ムズムズするなら「慢性鼻炎」かも
いや、でもね、先生。
原因がわからなければ、1年中薬を飲まなければならないじゃないですか。
薬を止めてみて、やっぱり鼻水が出るから飲み始めて、ちょっとして止めてみても、まだダメそうで…というのを繰り返すしかないんですか?
鼻がムズムズする期間が年々長くなっている気がするんですけど…。
そしたら、先生は「そうするしかないですね。で、そうなると慢性鼻炎ですね」と。
うわあ・・・花粉症も嫌だけど、慢性鼻炎はもっと嫌だー。
ちなみに、慢性鼻炎もアレルギーも薬は同じなのだそうです。
加齢とともに身体が敏感になっていくものとして諦め、受け入れる
若い頃は平気だった何かに対して、身体が対応できずにアレルギー反応を起こしているわけですよね。
一回り上のピラティス仲間のおばさまが、そういえばそう言っていた気がする。
「1年中、季節ごとに違うものにアレルギー反応が出るようになってくるわよ」と。
まさにそれですね。
戦えない敵と分かった以上、負けを認めて受け入れるしかなさそうです。
薬を飲めば症状が抑えられるんだから、まだ救いがあるということ。
アラフォー超えると、本当に大小いろいろなトラブルが起きてくるものなんですね。