独身OLの頃はバカみたいにファッションにお金を使っていた話

ふと今朝、昔の自分の金遣いの荒さを思い出す出来事がありました。

独身OL時代の服の買い方

若かりし20代前半のころ。
コンサルティング会社に就職し、周りの新入社員よりも高いお給料をもらい、金銭的な余裕がありました。
先輩や上司からのアドバイスは「クライアントになめられないようにいいものも身に付けろ」でした。
いいカバン、いい時計、いい靴、そしていい服
買い揃えましたね…。
服は1着2万円までなら何の躊躇もなく、買い物に行くたびに買っていました。
ちょっと気に入らなくなったら、すぐに処分して、週末に新しいのを買いに行く
ひどい時は、買い物の途中で自分のコーディネイトがなんだかおかしいと気づいたら、洋服一式を買い揃えて、着ていた服を捨てて帰ったりしていました。
バブルの時代ってこんなんだったのかな…なんて思いながら。

独身OL時代のカバンや靴の持ち方

服がそんななので、カバンや靴も頻繁に買い替えていました。
ちょっとヒールが高めの靴を履いて買い物に行き、足が痛くなったら買い替えて古いのは捨てて帰る
3万円のパンプスに一目ぼれして買って、1週間後に階段で引っ掛けてヒールが壊れたら修理に出すこともなく処分する。
カバンは使い勝手よりも見た目で買い、使ってみてやっぱり使いづらくて、新しいものを買い足す

時間はないけどお金はあった

あの頃の自分はいつも「時間が欲しい」が口癖でした。
平日は日付が変わる前に帰れることはほとんどなく、さらには帰宅してからも仕事。
週末も仕事。
とにかく自由な時間がなかったです。
だから、買い物に行っても吟味して選ぶ時間がない
めちゃくちゃ気に入るものを探す時間がないから、まあまあのものを買って、すぐに飽きる
壊れても修理する時間なんてないから、その時間を買うつもりで新しいものを買う。
あの頃の生活を思うと、必然の無駄遣いだったのかもしれません。

衣食住のどこを優先させるか決める

人間が生活していく上で必要な衣食住。
これの3つを共に贅沢に、というのはなかなか経済的に難しく、優先順位を考えることが必要だそうです。
若い頃は「衣」がだんとつ最優先だったのですが、家庭を持ってからは「食」に切り替わりました。
中からキレイな人間になれば、たとえ衣が多少ダサくても、輝くはず…という信念のもと。
「食」もエンターテイメントとしての外食は別ですが、基本的にはいい食材を自宅で食べるようにしています。
どんな材料を使っているかわからない外食に5000円使うよりも、おいしくて安全なお肉に5000円の方が、ずっと価値があるように感じます。

ちゃんと着古して寿命を迎えさせてあげる服の持ち方

今は季節の変わり目になると、毎回のように「私ってこんなに服を持ってなかったっけ」って思います。
そして、そんな少ない服で満足できる自分が好きだったりします。
とはいえ、今回は引っ張り出したセーターの多くがもう寿命を迎えている感じで。
娘に「これびろんびろんでかわいくないから嫌だ」と言われるほど。
ということで、メルカリでニットを4点買いました。
4点でなんと2,500円!
300円×2点+400円×1点+1500円×1点。
既に着古されたものだろうけれど、最後にワンシーズン私が着てからさよなら、ありがとうをしよう、という心持ちでいつも古着を買っています。
冬は特に外出する時はアウターを着るので、内側に着るものは多少ぼろくてもそんなに支障はないんですよね。
季節が変わるころにさすがにもう…という状態になった服たちにありがとうを言いながらさよならする瞬間が好きです。
自己満足ですけど。
ちなみに、衣替えのタイミングで服が減るので、収納スペースもパンパンにならないというメリットもあります。

心が満たされるお金の使い方

昔は疲れ切った自分を隠すために、服にお金をかけていました
今は、中身を磨くためにお金を使おうと思えています。
取り巻く環境や生活の状況によって、自分の意志だけで決められないこともあるかもしれないけれど。
見た目よりも、心が満たされるお金の使い方をこれからもしていけたらいいな、と思っています。

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