医者こそ働き方が自由自在。娘こそ医者にならせるといいかもしれないと思った話。

妹の友人に女医さんがいます。
お父さんが開業医をされていて、3人姉妹全員が女医さんになりました。

 

3人の子どもを育てながら医者のアルバイトができる

まだ小さな子どもが3人いますが、医者のアルバイトをしているそうです。
開業医や勤務医以外にも、アルバイトという働き方ができるんです。
当番表を見るとちらほら週に何回かだけ名前があるお医者様がいらっしゃったりしますよね。

 

とにかく時給が高い

その子は週3日、1日6時間の勤務ですが、会社員を15年した私の月給の2倍を軽く超えます
私も時短勤務とはいえ、時給換算すると4倍近いです。
それでも、かなり条件を絞ったため、医者のアルバイトの中では最低賃金に近いそう。
アルバイトなのでボーナスはないそうですが、それだけもらえれば全然問題ありません!

 

医学部の学費は高いけれど、数年で回収できる

医学部の学費は一般的に言われている金額だと、国公立で400万円程度、私立だと2,000~5,000万円程度と言われています。
国公立なら医学部以外の私立大学と同じくらいなので、そんなに抵抗はありませんが、私立の金額を見るとびっくりしますよね。
「あまり勉強が得意でなくてもお金さえ出せば医者になれる」なんて言われたりもします。

国公立の医学部に行けるくらい勉強ができる、ということがなければ医者にはならせられないな、と思っていましたが、長い目で見るとどうだろう

今は子どもがまだ小さいですが、もう少し大きくなってアルバイトを週5にしたら(それでも一般的な時短ママより勤務負荷は低いですけど!!)年収は1500万年くらいにはなります。
私がヒイヒイ働いていた時の年収(700万円)の倍以上…

それと例えば比べてみたら、学費の3,000万円は差額の800万円で割るとわずか4年で埋められるんです!
(いや、私も大学の学費に400万円かかったから、3年か!)

そう思うと、3,000万円もし出せるなら、ありかな、なんて思ってしまいました。

 

医者になるためのその他の頑張りどころ

人の命を預かる仕事、とても高度な専門知識が求められる仕事なので、学費以外にも、普通の学部・普通の就職よりも頑張らなければならないところがあります。
まず、医学部は6年通わなければならないこと。
そして、国家試験に合格しなければならないこと。
その後2年の研修医期間を経なければならないこと。
(研修医期間の年収は大学病院だと300万円程度と労働に対してかなり低いと感じます)

お金のため・ステイタスのために医者を目指す人も少なくありませんが、強い目標やモチベーションがないとなかなか遠い道のりです。

 

息子ではなく娘に医者を勧めたいと思った理由

ここまでの話は、アルバイトで医者という仕事をする場合の話。
ニュースでもよく耳にしますが、医者不足が深刻で(だからアルバイトが募集されているのであり)、勤務医の方々の労働環境は過酷なことも多いです。

男性だとなかなかアルバイトという選択はしづらいですよね。
医者になって人の命を助けたいという強い使命感があれば応援はしますが、単純に職業として勤務医の労働条件だけを見た時に、息子にあまり勧めたいと思えません。

働き方という点で気楽なアルバイトという選択肢を選びやすいのは、やっぱりまだまだ女性です。
子どもを産んでも、転勤があっても、医者という手に職があれば、フレキシブルに働けます。

家庭とのバランスを取りながら、収入も得て、社会貢献もできる。
今まで出会った職業の中では医者が最適だと思います。

 

【補足】
人の命を預かる仕事を単純にお金の面や自分の都合だけで捉えているというわけではありません。
あくまでも、医者という職業について、「働き方」の観点で記述した内容になりますのでご理解ください。

 

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