深刻な末端冷え性に当帰芍薬散 しもやけで足の指が紫になりました
私は小さな頃から末端冷え性です。
手袋をしても、靴下を履いても、誰よりも手足が冷たい。
慣れっこになっていたと思っていたのですが、深刻なしもやけになり、漢方薬を飲むことにしました。
しもやけで足の指が紫に
しもやけなんて、子どもがなるものだと思っている人が多いようですが、大人もなります。
私も例外なく、毎年しもやけになります。
冬に外を10分歩くだけで、しもやけになります。
なりすぎて、足の指は腫れた状態から形が戻っていません。
毎年なるので、今年もまたしもやけになった、と軽く見ていたのですが…なんと今回指が変色しました。
例年より何かひどい冷やし方をしたつもりはないのですが、これまでの積み重ねと、加齢による血流の悪さのせいでしょうか。
足の指のところどころが紫色に。
血流をよくするために塗り薬と飲み薬
痛みやかゆみがひいても、紫色が治りません。
これはやばい…深刻なやつかもしれない…。
これまではそのうち治るだろうと放置していたのですが(だから指の形が変わってしまったのでしょう)、薬に頼ることにしました。
しもやけ対策として、ビタミンEをとるとか、マッサージするとか、運動するとか、全部やっててダメだったので、薬が最終手段です。
まずは、即効性を求めてベルクリーンS軟膏を。
無色透明でニオイもまったくなく、ベタベタもしないので塗りやすいです。
トウガラシチンキや末梢血管拡張剤が入っていて、血流を促してくれます。
紫色の部分に血を通してくれ…!
そして、根本から何とかするために飲み薬。
こちらは様々な選択肢がありますが、すでにアレルギーの薬やら、更年期のサプリやら、便秘のサプリやら、いろいろと常備薬があるので、本当はこれ以上薬を増やしたくないし、薬を増やすにしてもなるべく体に負担のないものがいい。
ということで、漢方薬を試すことにしました。
冷え性や生理不順など「血」の巡りを改善する当帰芍薬散
選んだのは当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)です。
効能は、冷え症、貧血、疲労しやすい、月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、めまい・立ちくらみ、頭重、肩こり、腰痛、足腰の冷え症、しもやけ、むくみ、しみ、耳鳴り…など。
たくさんあって、こんがらがりますが、いずれも漢方でいう「虚血」(血(けつ)の量が少ないこと)の人向けの薬です。
「血(けつ)」が少ないと、身体中に栄養素や熱が行き届かず、そのせいで冷えや生理不順など、上記のような様々な症状が引き起こされます。
それを解決するために、血行を良くしてくれる薬です。
ちなみに、血行の悪さは水分代謝の悪さにもつながり、むくみやすくなります。
なので、むくみの改善も期待できる効果の1つです。
靴下のあとがくっきりとついて、なかなか取れないのも改善されるかも!
クラシエの当帰芍薬散なら錠剤なのでのみやすい
漢方は苦手なのですが、クラシエのなら錠剤になっているのでとても気軽に飲めます。
漢方独特の香りが全くしないわけではなく、ほんわかとにおってはきますが、粉で飲むのに比べれば全然平気。
即効性を求めるのではなく、中長期的に飲み続けるものなので、飲む抵抗がないのは大きなメリット。
今、更年期の辛さ改善のために命の母を飲んでいますが、当帰芍薬散でそれも飲む必要がなくなればいいなあ。
採血でも血が出てこなくて、人の何倍も時間をかけられるのが常なので、それも改善されるかも…。
期待して、飲み続けたいと思います。