小学3年生の息子が学校に行きたがらなくなりました その2

その1を書いてから1週間ちょっと。
やっぱり学校に行きたがらないのは続いています。

行きたがらない原因が、日常のとても些細な事なので、1つ1つ解決しても次から次へと出てきます。

昨日は一度家を出たと思ったら、「気持ち悪い」と言って戻ってきました。
「熱を測ってみる」と言って、測ってみたら熱はなくて。
そしたら、ランドセルを下ろして測ってみる、と。
それでも熱はなくて、今度は逆の左の脇で測って…でも熱はなくて。
仕方なさそうに学校に行きました。

もう限界かもしれない…と思って、ついに市の相談窓口に電話をしました。
想定内ではあるけれど、一般的なアドバイスをもらって、終わり。
そして、急に明日からお休みになっても学校も驚くかもしれない、と思ったので急遽放課後に担任の先生に状況を伝えに行きました。

最近あった、一番大きなもめごとについては報告していたのですが、その後の悪化している状況については初めての報告でした。
でも、先生の反応は私の思っていたものと違ったんです。

「そんな感じなのですね!?」と驚かれると思ったら、「やっぱりそんな感じですか…」というものでした。
面談や参観でもちょこちょこ気分の波が荒い話は聞いていましたが、先生からこれはちょっと普通ではないです、と言われたことは一度もありませんでした。
だから、男子小学生ならまあ許容範囲で”普通”なんだと思っていたのですが。
なんとなく、親から相談が来ないとちょっと普通じゃないです、とはこちらからは言えないので…という雰囲気を感じました。

私が知っていることもあれば、知らなかったこともあり。
友達の反応が鈍いと大きな声で怒るとか、イライラが募るとプリントを破るとか、やっていることは想定内だったけれど、どうもその頻度は思っていた以上に高かったようです。
また、この1か月でその程度と頻度が悪化しているらしく。

とりあえず、とにかくいろんなことに過剰に敏感なので、ということは学校内の先生たちで共有いただくことにしました。
すごく小さなことを報告したり(というかチクる)、些細な事で怒ったりしたり、ということがあっても驚かずに対応してもらうようにです。

また、今回は担任の先生としか話さなかったので、スクールカウンセラーの先生とも話をすることになりました。
いよいよ、このフェーズに来たか…という気持ちがある一方、ホッとしたもの事実です。

男の子ならこれくらいが普通、という線引きが今までよくわかりませんでした。
保育園や小学1・2年の担任には、「問題なし」と言われて、私の指導が悪いのかと思ったりもしました。
今回、「ちょっと対応が必要ですね」という反応をもらったことで、やっと周りに助けを求められるようになったんです。

息子には、「学校の先生たちに、キミがしんどい思いをしているということを伝えたから」と言いました。
「どんな些細な事でも気になったらとりあえずどの先生にでも言っていいから。学校を楽しい場所にできるように味方になってくれるって言ってたから」と。
そしたら、ちょっと安心したような顔になりました。

今朝は、特に嫌がることなく学校に行ってくれました。
一緒に学校に行ってくれているお友達がいて、その子のおかげ。
でも、実はその子もあまり学校が好きではなかったのが、息子が誘いに行くようになって渋らなくなったのだとか。
それをちょうど昨日、その子のママから聞いたので息子に伝えたら、「どっちもどっちってことだね」と出かけて行きました。
学校が嫌なのは自分だけじゃない、みんな頑張ってる、と思えたのかな。

さて、明日からもまたどうなるか…。

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