息子とサッカーのリフティング競争 目指せ夏休み中に100回!

小学3年生の息子はサッカーを習っています。
1年生の冬から始めたので1年半が経ちました。
楽しくやればいいんじゃない!?というゆる~い雰囲気だった(少なくとも私にはそう思えていた)チームの雰囲気が、変わり始めました。

「夏休みが終わるまでに絶対100回!リフティング!」

そう、リフティング100回を夏休みまでにやってこい、という宿題が出たんです。

3年生チームの選手は18人。
うち、リフティングがうまい子2人が90回と40回が最高で、他は3回とか5回とか…

土日にサッカーの練習が3時間ある以外に、ボールを触っていないんです。
それを監督・コーチはもちろん見抜いていて、練習以外の時間にもボールをさわれ!ということを伝えたくて出した宿題なんだと思います。

リフティングの最高記録5回の息子は凹んでいました。
最悪だ
「そんなの僕にできるわけがない
ふざけてるよ」
頑張ってできないことだってあるんだよ」

母「100回できないなら、サッカー辞めさせるって言ってたよ」

これは若干ウソなんですけど(そんなこと監督・コーチは言ってない)、でもそれをやり遂げる気持ちと姿勢がなければもサッカーをやろうなんて思うな、というメッセージを私は感じ取ったのでそう言ってみた。

そしたら、息子が焦り出しました。
(母:そんなにサッカーが好きだったのか!?びっくりだ…)
「できない」と言えば許してもらえると思っていたっぽいんです。

そして、息子と話すうちに、頑張ってもできなかった時が怖くて頑張りたくない、という根底の気持ちがあることに気づきました。

 

まだ成功体験がない

そう、息子はまだ困難を乗り越えた末にある成功をつかむ、という体験をしたことがなかったんです。
だから、無理そうに見えることが、いずれできるようになる、というイメージが持てない
だから、そこに向かって努力する意味を理解できていない
そして、努力した結果失敗したらどうなるのか不安で仕方がない。

なるほど…!
息子のいつもなんだかやる気がなくダラダラしている理由がやっとわかりました
失敗が怖くて、必ず達成できる目標しか目指したくなかったんですね。
だから自信のないことは適当にやって、適当な成果を出すのがよい、と思っていたんですね。

そこで、まず、世の中努力して成功することばかりではないこと。
でも、努力しなければ成功することは絶対にないこと。
そして、成功しなかったとしても努力に見合った報いは何かしら必ずあること。
それらを、自分の経験をもとに話しました。
(自分の失敗事例のなんと多いこと!!)

 

本気になった息子と母とでリフティング競争

そして、やっと息子が本気でやる気になりました。
母の真剣な話を聞いて、息子の心が動いたようでした。
「明日から、毎日リフティングやる」と言ってくれました。
そして、なぜか母と競争することに。
母はおそらく100回なんてできない人の代表例なので、そんな人が頑張るなら自分もやろうと思ったのかも…。

翌日、学童(夏休みなので)に通う前に近くの公園で練習をしました。
母は最高記録3回からのスタート。
膝でやるのはまだしも、足の甲でやると絶対に前方に飛んでいくんですよね。
なので、足の甲でも上にあげる練習をコツコツ。
リフティングしてるより、ボールを取りに走る時間の方がはるかに多く、20分やったらもう汗だく。
でも、5回出来ました!(私が)
息子は7回

その翌日は、近くの公園で夕方練習。
息子11回、母7回

その翌日は、マンションのボール遊びOKなところで朝練。
息子7回、母10回

母の順調な伸びっぷり、すごくないですか!
息子もあまり変わらないように見えて、でもボールの安定感は確実に増しています。

3日でこんなに変わるのか!とびっくり。
今日以降は、あまり人がいない環境がいいということで、朝6時からの練習に変更しました。
そろそろ起こさねば。

100回、絶対にやってやる
サッカーのためだけじゃなく、今後の人生にもいい影響を与える体験になる気がしています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメントする