ゼリーは寒天で作ろう!ゼラチンだと豚・牛の骨エキス入りゼリーになるんだよ?

暑い季節になると、子どもたちがゼリーを食べたいという頻度が上がります。

でも、スーパーで売られているゼリーの原材料をみるとゼラチンで作られているものばかり。
デパ地下とかに行けば違うのかもしれませんが(葛とか!?)、スーパーで売っているゼリーは100%ゼラチンです。

 

ゼラチンとは

製菓コーナーでもよく見かけるのが森永 クックゼラチン(5g*13袋入)

子どもの頃から慣れ親しみ過ぎて、深く考えたことがない人も多いと思いますが、森永クックゼラチンのHPによると…
森永クックゼラチンの原料は、主に牛(の骨)です。

牛骨を細かく砕き、不純物(カルシウムなど)を取り除いたり、pHを調整したりして、ゼラチンの元(オセイン)を作ります。」だそうです。

ラーメンなら豚骨ラーメンもあるし、平気なんですけど。
お菓子のゼリーに牛や豚の骨って、ちゃんと考えてみたらちょっと嫌じゃないですか?

高校生の頃に「ゼラチン」の原材料を知った時の衝撃はものすごかったです。
え…私今まで牛とか豚の骨入りゼリー食べてたん…?
うちの母、よくコーヒーゼリーを作ってくれてたけど、あれはコーヒー&牛の骨ゼリーやったん…?
おええええええっ!なんか嫌だ!

そういうイメージ的なものに加えて、牛骨というとBSEのリスクも気になる。
牛や豚の骨・皮からゼラチンを抽出するためには化学薬品を使っているわけで。
ゼリーのためにそんなリスクとりたくない!

 

ゼラチンを使わずにゼリーを作る

ということで、うちではゼリーを作るときは寒天を使います。

かんてんクック 4g×20p

これだと1回分の量がわかりやすいです。

ただ、大量消費するのと、ゼリーの硬さを変えることが楽しかったりするので、こちらをよく使います。
春近伊那かんてん 安心の国内生産 粉末寒天 200g 

板寒天だとふやかしたりする手間がかかって面倒に思うかもしれませんが、粉寒天だと本当に簡単です。

1.ゼリーの材料となる液(水やジュースなど)を用意する。
2.火にかける前に寒天を混ぜる
(うちは食べ応えのあるものが好みなので、寒天の袋に書いてある目安よりも2~3倍くらい入れます。)
3.寒天が溶けるようにスプーンなどで混ぜながら火にかける
4.寒天が溶けたと思ってから2~3分沸騰させる。
5.冷やす

めちゃくちゃ簡単にできます。
硬めに作るとゼリーというよりグミのようになって、手でつまんで食べられます

 

おすすめはカルピスゼリー

ゼリーを家で作る時の悩みが「加工するもったいなさ」と「甘さ」でした。
それを一気に解決したのがカルピスゼリーです。

「加工するもったいなさ」とは、オレンジジュースなど、ジュースでそのまま飲んでおいしいものをわざわざ火を入れてゼリーにするの?という悩み。
2リットル100円くらいのものも売っていますが、添加物だらけなので飲ませたくなくて、買うならちゃんとした果汁100%で作られているもの…と思うと1リットル400円くらい(涙)。

「甘さ」とは、ゼリーを甘いと感じるためにはかなりのお砂糖を使わなければならないという悩み。
例えばジュースで作る場合、ジュースとしては美味しかったのに、ゼリーにしたら甘さが全く足りないように感じます。
もともと十分甘くておいしいものだったのに、そこに甘みを足すなんて…しかもかなりの量を足さないと甘みを感じません。

でも、カルピスはそれらを一気に解決してくれるんです。
価格も安いし、濃さ(甘さ)も調整しやすいです。
うちでは、1リットルの水に250mlくらい入れて作っています。
普段飲む時に造るカルピスの濃さより、ちょっと濃いくらい。
万が一、甘さが足りなければ食べる時にゼリーに原液をちょろっとかけてあげればいいんです。(甘すぎるともうどうにもできませんが)
ぜひ、お試しあれ。

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