これからの時代はアメリカ留学よりも中国留学~語学力以外に得られるもの~
私が学生の頃は、英語圏への留学しか頭になかったけれど。
これからの時代においては、中国への留学が生きていく上で強みになってくると思います。
英語は話せて当たり前、中国語は話せると武器になる
日本ほど英語が苦手な国民が多い国はないくらい、日本人は英語が苦手。
CEFR(セファール)という、外国語のコミュニケーション能力を表す国際標準規格があります。
レベルが6段階あるうち、高校3年生でも8割以上が最初の1段階目にとどまっているというデータもあるほどです。
そういった状況を打破するため、グローバル社会で生き抜ける子どもたちを育てるため、
2020年からの教育改革で、英語は小学3年生から学ぶことになります。
(それがどれくらい効果があるものなのか、いろいろ思うところはありますが、いったん置いておいて)
その狙いがうまくいったとしたら。
英語が話せることは強味ではなく、当然のものとなります。
コミュニケーションをするために必要な道具でしかない。
世界の勢力情勢が変わりつつある現代において、中国の台頭は目覚ましいです。
私たちが子どもの頃に英語がそうであったように、これからは中国語が強味になってくるに違いないと思います。
中国に留学することのメリット
ネイティブスピーカーの人口で比べると英語よりも中国語の方が多いんです。
世界言語と言ってもいいような中国語が話せるようになる、という以外にも中国に留学するメリットはたくさんあります。
強い精神力を養える
中国へ旅行に行ったことがある人だけでなく、旅行などで日本に来た中国人と接する機会を持ったことがある人なら、感じたことがあるかもしれません。
私見が入るかもしれませんが、中国人はものすごく主張がはっきりしています。
やりたいことは、どうやっても、自分がやりたいようにやりたい。
やりたくないことは、なんとしてもやらないように持っていきたい。
日本は空気感で悟りあう文化なので、相反するものが多々あります。
それゆえ、中国人のスタンスに対して苦手意識を持ちがちですが、世界を見渡してみたら。
少なくともビジネスの世界において、日本の空気感文化では交渉で勝てません。
自分の主張をアピールする力、やりたいことを成し遂げる力、迫力負けしない精神力など、これからは必要になるだろうし、日本ではなかなか養えません。
中国という大きな市場でのビジネスチャンスにつながる
中国の人口は2017年時点で13.9億人。
いわずもがな、世界で一番大きな人口を抱える国です。
中国でビジネスを成功させれば、その成長度合いは日本国内におけるものと比べようもない規模になります。
例え、中国でビジネスを展開しなかったとしても、必ず仕事で関わることは出てくるはず。
大きな市場を抱える中国で人脈を作っておくことや、社会の仕組みを知っておくことは、将来ビジネスをするうえで必ず役立ちます。
ITなど技術の発展が目ざましい
日本で買い物をする場合、まだまだ現金でのやり取りが多いですが、中国では露店であっても今やスマホ決済が当たり前です。
これから世界がこうなっていくであろう、というのを先取りしています。
セキュリティ面での不安なども払拭しきれませんが、やりたい、儲かる、これから必要、と思ったらとにかく実践してみる国だと感じます。
日本は慎重すぎて、それがいいところでもありますが、時間がかかりすぎ。
中国で学べることは多いです。
治安面での安心度が上がってきている
私が子どもの頃は、中国は決して治安のいい国ではありませんでした。
でも経済成長とともに、都市部においては日本と変わりありません。
逆に英語圏でもテロが多発したり、アメリカにおいては銃犯罪が途切れなかったりと、むしろ治安面での不安が高まってきています。
治安面でのデメリットは確実に減ってきています。
今後の社会で「生きる力」をつけるには中国語を学ぶべき
私自身、中国に旅行に行った時にあまりいい思い出がなかったので、どちらかというと苦手意識があるのですが。
これからは中国に対して理解し、コミュニケーションをとれるようになっていくことが、強みになるだろうと思いいたりました。
「マア」という日本語で言えば同じ発音に対して、中国語では4種類の発音がある。
大学で第2言語を選ぶ時、そう聞いて一瞬で選択肢から外した中国語。
今になって、ちょっとやってみようかな…と思い始めています。
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