バルサミコ酢が苦手だ！という前にぜひ試してほしい！～甘くて濃厚でそれだけでも飲めるサポローゾ～

バルサミコ酢は使いづらい調味料だ、という認識でした。
まず買おうと思うこともあまりないし、それでも買った時はほとんど使わないまま賞味期限がきたし。
でもサポローゾというバルサミコ酢を知ってからは、バルサミコ酢は冷蔵庫の目立つ場所に鎮座するようになりました。
「もうなくなったの！？」というスピードで使うようにもなりました。

「マルピーギ サポローゾ」というバルサミコ酢との出会い

近所にある生活クラブにお買い物に行った時のこと。
レジの前で「ワインどうぞ～」とワインの試飲をしていました。

私はお酒が飲めないので断ったら「じゃあ、バルサミコ酢をどうぞ～」と。

スプーンにバルサミコ酢を入れて渡されたんです。
いやいや、バルサミコ酢って、それ単体で飲むものじゃないでしょ…。

そのバルサミコ酢が、マルピーギ サポローゾという6年熟成させたバルサミコ酢でした。

それまでのバルサミコ酢のイメージ

だって、バルサミコ酢って酸っぱくて、ツンとして、結構ガツンとくる調味料ですよね。
小さじ1くらいの量とはいえ、それだけで飲みたいと思うものではない。

オシャレな料理のレシピとかに出てくるので、何度か買ったことはあるけれど、
正直、これはおいしい！と思えるものではありませんでした。

責任を感じてなんとか消費しようとするけれど、むしろ料理の方がおいしくなくなってしまって。
バルサミコを使うのと余らせるのと、どっちがもったいないんだかわからない状態に…。

結局買うたびに、98％くらい残ったまま処分してきました。

そのバルサミコ酢を飲めというのか！

マルピーギ サポローゾを試飲した時の衝撃

でも断りづらい雰囲気で、ほぼ強制的に試飲することに。
おそるおそる、なんとか鼻で息をしないようにしながら（ツンとくるだろうから）飲んでみたら。

あれ…！？
全然酸っぱくない。
全然ツンとしない。

むしろ甘い。
赤ワインのようなコクもあって、
オイスターソースのような
デミグラスソースのような
深い甘みがある。

これはバルサミコ酢なのか！？
とりあえず、もう1匙もらっていいですか？

売り子さんの営業トーク

・スーパーのバルサミコ酢とは一緒にしないでください
売り子さんもスーパーのバルサミコ酢は何度となく消費しきれず処分したことがあるそうです。
でもサポローゾはむしろすぐになくなってしまうほど。
スーパーに並んでいるものをバルサミコ酢と呼ばないで！と言われました。

・原材料が「ぶどう」だけ！
サポローゾはぶどうだけを原料に6年も熟成させて作られています。
確かに、スーパーのバルサミコ酢の材料を改めて調べてみたら、
ワインビネガーが入っていたり、
カラメル色素が入っていたり（問題外ですね…）、
濃縮ぶどう果汁が入っていたり、
酸化防止剤（亜流酸塩）が入っていたりします。

・単体でソースになる
調理しなくても、サポローゾをそのままかけるだけで立派なソースになる。
サポローゾのうま味がものすごくあるので、確かにそのままで十分です。
お肉でもお魚でも野菜でもヨーグルトでもバニラアイスでも、何にでも合いますよ！と。

・ポリフェノールが豊富
ぶどう濃度が高いので、美容効果もあるそうです。

２週間悩んだけれど、やっぱり買いました

これは欲しい！と思ったのですが店頭で買えるのが200mlの大容量。
おいしいけれど本当に使いきれるかわからないし、結構なお値段するのでいったん保留にしました。

でも、あのおいしさが忘れられず2週間。
レタスを洗うたびに、サポローゾをかけたらおいしいだろうな。
お肉を焼くたびに、サポローゾと合わせたらこれまでと違う一品になるのにな。
ぶどうジュースを飲んでは、サポローゾだってこんな風に飲めるくらいおいしかったな。

最初は「バルサミコ酢にそんなお金かけるなんてねぇ…」と言っていた夫。
毎日サポローゾへの思いを呟く私を見て、ついに「そんなに忘れられないなら買えば？」と。
早速、次の日買いに行きました！

パッケージがまずおしゃれ。
バルサミコ酢と思えません。

コルクを模したデザインだけど、コルクじゃないので開封も簡単です。

豚肉とキャベツを炒めたところにバルサミコ酢！

本当なら、バルサミコ酢用に合う料理を作りたかったけれど、買った日にどうしても食べたくて。
豚肉とキャベツをただ炒めたところに合わせてみました。

それでも美味しかったです。
夫に出してみたら、「これはバルサミコ酢に何を混ぜて作ったの？」と聞かれました。

いやいや、だからサポローゾだけなんだってば。
買うかどうか悩んだ2週間の間にさんざん説明しとったがな。

そう、聞いていても疑ってしまうくらい、バルサミコ酢だけとは思えない奥深い味わいなんです。
市販のものはサラッとしていますが、サポローゾはねっとりと濃度も濃い目。

お料理にもよく絡みます。

ドレッシングとしても優秀

そのままかけても十分おいしいのですが、さらに夫がお気に入りだったのがドレッシング。

【レシピ】
マルピーギ サポローゾ　大さじ1/2
オリーブオイル　大さじ２
醤油大さじ1/2
塩　小さじ１

これを混ぜてかけるだけですが、びっくりするくらいおいしいかったです！
味見でブロッコリーが5つ消えました。

ドレッシングもいろいろ試しては、おいしくなくて消費しきれないことが多かったのですが、
これでもうドレッシングを買う必要もありません。

安くはないけれどその価値は確かにある

バルサミコ酢にお金をかけるなんて、贅沢の極みだと思いますよね。
私も試飲しなければ、なんて無駄遣い！と思っていたと思います。

でも実際に買ってみたら、
料理のレパートリーが増えて食事の満足度が上がっただけではなく、
コスト面では、ドレッシングを買う必要がなくなりました。
健康面では、お醤油やお塩を使う量が減るので、減塩にもなります。
（ポリフェノールの美容効果もそのうち出てくるのかも？）

バルサミコ酢と思えないスピードで減っていきますが、きっとまた買うと思います。
こうやって好きな調味料と出会えるのって、なんだかうれしいです。

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