筆箱を忘れてもへっちゃらでその乗り越え方を自慢する息子が自慢。それが生きる力だ!

息子が学校から帰ってきたらすぐに、その日もらってきたプリント類をすべて出すように伝えています。
「連絡袋」というプリントを入れるためのビニール袋があるにもかかわらず、
ノートのすきまにバラバラに挟まれてくるプリントたち。
毎日、抜け漏れなくチェックできているかの確認が必要です。

 

珍しく自慢げに出してきた100マス計算のプリント

いつもは「はい、出して!」と言うまで放置なのに、
昨日は珍しく自分から「これみて!」と1枚のプリントを出してきました

見ると採点済みの100マス計算
「こんなにたくさんやったんだよ!」
「ちょっと間違ったけど、1つ98点なだけで他は100点だよ!」と。

ケアレスミスの多い息子にしては頑張っているではないか!
「すごいねー!こんなにたくさん頑張ってるんだねー!」と言いながら
気になったのが丸つけの色がオレンジ色なこと。

なぜ赤ではないんだ…?

 

計算も採点も色鉛筆で

さらによくよく見てみると、計算の字も鉛筆ではない
色鉛筆の黒…

「ねえ、これさあ、色鉛筆で書いてない?」と聞くと
うん、そう!」となぜだか恥ずかしそうに答えました。

丸つけのこれもね、色鉛筆のオレンジだよ!」と追加しながら。

 

2日連続で筆箱を忘れた息子

実は一昨日、学校へ筆箱を忘れて行っていたんです。
だからか!と思いかけて日付を見ると昨日の日付

「でもさ、筆箱忘れたのって一昨日でしょ?
「なんで昨日の計算も色鉛筆でやったの?」
と聞くと、
「え、だってさ、昨日も忘れたんだもん

一昨日の夜、筆箱を忘れないようにランドセルに先に入れておけといったのに。

 

悪びれるどころか、筆箱を忘れてもなんとかなると言い始めた

これまでなら、筆箱を忘れたらそれなりに凹んだ様子を見せていました。
やってしまった…!というような感じで。

でも、今回はなんだかニタニタしているんですよね。
それを見て、私もつい叱りそびれていたら、息子が話し始めました。

筆箱がなかったからね、黒の色鉛筆で計算したの。
でね、間違ったら消しゴムもないからね、指の汗でこすって消したの。
ほら、ここちゃんと消えてるでしょ。
丸つけもね、赤鉛筆がなかったからオレンジでやったの
筆箱なくてもなんとかなったんだよ。」

↓確かに右上の11のところに消したあとが。

※ちなみに、色鉛筆の赤を使わなかった理由は
以前、筆箱に入れている丸つけ用の赤鉛筆を忘れた時に色鉛筆の赤を使った。
そして、筆箱に移してそのままだから。だそうです。

 

「忘れ物をした時のくぐり抜け方」を身に付けるのも生きる上では大切

忘れ物をするのはよくないです。
というのは大前提としてありますが、この話を聞いて私は誇らしく思いました

これまでの息子は、何か忘れるたびに凹んで帰ってきました。

それが反省につながって、以降忘れ物がなくなるならいいのですが、
小学2年生の男子は、そういうわけでもないんですよね。

凹んだからといって、厳しく注意されたからといって、次に生かされない(涙)。
であれば、そのネガティブな状況は何の意味もない

 

世の中、思うようにいかないことも少なくありません
大人になっても忘れ物をすることはたまにあります。
凹んだり慌てたり焦ったりしても、なんともならない時もあります

そうなると、その状況をどうくぐり抜けるか、を考えるしかありません
忘れたものは忘れた、ないものはない、じゃあどうリカバリーするか
その対応力というか、発想力というか、切り替え力というか。

忘れ物はいけません」というのを学ぶのと同じくらい、
生きていく上では身に付けるべき大切な力だな
、と思ったのでした。

 

おまけ ~算数の問題で必要以上に厳密に問題文を深読みする息子~

ちゃれんじをやっていた息子が「この問題意味がわからない!」と叫びました。

↓説明した後なので答えられていますが、最初は全く手が動いていませんでした。

何がわからないのか聞くと、「つみました」の意味がわからない。

花をとったっていうことだと説明すると今度は「のこりは」の意味がわからない
うーん、息子が何で躓いているのかがわからない。。

何度かやりとりしていてようやく、
”何の”のこりを聞かれているのかがわからない、ということだとわかりました。

 

図もあるし、算数の問題なので、出題側の意図を無意識に推測できてしまうのですが、
確かに、ただ問題文だけを素の気持ちで読むとどうとでも取れます

・「赤い花」と書いてあるということは、「白い花」が”のこって”いるかもしれない
・18本つんだけれど、最終的には24本必要なのかもしれない(”のこり”何本つめばいいかを聞いている?)

正確に問うには、「さいた状態の赤い花は何本のこっているでしょう」としなければならないのでは。
そうだね、この問題は解けなくてもいいや!と言ってしまったのでした。

 

↓ぽちっと応援お願いします★

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメントする