個性に合わせた「ちょっとずつ」の成長 朝の会で日直さんの発表ができるようになりました!

今日、娘は日直だそうです。
日直さんは、朝の会の時間に「何かみんなに伝えたいこと」を発表するのだそう。
入学したばかりのころ、娘は恥ずかしがり屋で、前に立って何かを話すということができませんでした
なので、その発表が嫌で日直の日は学校を休みたがりました
それ以降、日直の日には、私が連絡帳に、日直の朝の会での発表免除をお願いする伝言を書くことに。

私が子どもの頃は、嫌でも泣いても暴れても、日直の仕事が決まっていて、その日自分が日直である以上は、必ずそれをやらされたものですが、今は個性に合わせて調整してくれるんですね。
そうやって、ゆっくり、娘のスピードで見守ってもらったおかげで、今は頑張って発言できるようになってきました。
朝起きてからは、話すことをずっと練って、練習していました。
うまく言えていますように。

「1年生なんだからこれくらいやれて当たり前」とか「決まったことだから何が何でもやらなければならない」という雰囲気の中で育った身としては、今はこれくらいはできてほしい、という基準を設定しがちです。
特に、同学年やより年下のしっかりした子を見ると、うちの子は大丈夫だろうか…と心配にもなります。
でもいくら周りが声をかけても無駄で、タイミングが来て本人の覚悟が決まれば、するっとできることも多いんですね。

日曜日に公園で同じクラスの子とすれ違った時、相手は「あ!〇〇ちゃん」と言ってくれたのに、娘は恥ずかしくて返事ができませんでした
これも昔からの乗り越えなければならない課題の1つ。
家に帰ってから「友達に挨拶返せるようになりたいねえ…」と反省会をしようとしたら、「ちょっとずつ成長してるからいいの!」と返されました。
そう、いつも私自信が「ゆっくりでいいからね」と言ってるのに、つい、相手の子の機嫌を損ねないか、その結果友達がいなくならないかを心配してしまうんですよね…。
今のところ、はぶれたりはしてないので、それなら、まあいいのかな。
ちょっとずつ、よろしくお願いしますね!

 

先日、学校の図書館で借りてきたのがこの本。


私には到底思いつかないようなアイデアが湧き出ているようで、工作もすごく器用に細かなものを完成度高く作り上げるし、美術系に興味があるらしい。
私の基準に照らし合わせればちょっとずつにしか見えないこともあるけれど、私が1年生の時にできなかったこと(何なら今でもできないこと)、たくさんできてるんですよ。
せっかく個性を尊重してくれる時代に生まれたんだから、個性的に生きないとなんだか損な気分がするじゃないですか。
挨拶の返事は結構早めにできるようになってほしいけれど、でも口出しせずに、ちょっとずつ成長するのを見守っていきたいと思います。

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