子は必ずしも親に似ない。なぜだか食をオシャレにこだわる息子。

息子を見ていると、子どもの性格や素質って必ずしも親に似ないんだな、と思うことがちょくちょくありますが、その最たるものが食事に関することです。

どこで学んできたの?どこからの発想!?と疑問に思うくらい、食事に関してオシャレにしたがるんです。

 

ある程度ちゃんとしていれば見た目や質にそんなにこだわらない私

食育の大切さもわかっているので、そんなめちゃくちゃな食事を用意しているつもりはありません。
ちゃんとお皿に盛られていて(鍋ごととかじゃなく)
・炭水化物・脂質・タンパク質・ビタミン・ミネラルがバランスよく摂れるメニューになっていて
まあ、おいしく食べられて

合格点をクリアしていれば、それ以上は別に目指さなくてもいいじゃない、という考えでやっています。

時間もないし、コストもかかるし、面倒だし…。

ただ、息子はそれでは足りないことがあるらしいんですよね。

 

ステーキの時は「箸」ではなく「フォークとナイフ」を用意する息子

牛肉はあんまり出さないんですが、夫の希望でたまにステーキを焼く時があります。
子どもたちがお箸でそのまま食べやすいように、一口サイズに切って出しているにもかかわらず、息子は「あ!ちょっと待ってて!」とフォークとナイフを取りに行くんです。
ステーキの時はこれじゃないとね」と。

切らんでいいように小さくしとるがな!!

これは、ドラえもんに出てくるスネ夫の影響かな…。
将来の夢が”お金持ちになること”な息子は、スネ夫に憧れているらしく。

ナイフとフォーク、左右逆に持って食べてました。
小さく切ってるから実現できた(ナイフは飾り。フォークで刺せばいいだけ。)こだわりだね。

味が薄ければ「塩や醤油」ではなく「ハーブミックス」

私は関西出身なので、基本的に薄味が好きです。
たまに想像以上に薄味で完成してしまう時もあって、そんな時は塩や醤油を適宜足しながら食べるのですが。

先日の鮭のホイル焼きの時も、ちょっと薄めかなという感じでした。
私は特に気にならないのでそのまま食べ、夫は醤油を足して食べていました。
息子に「塩か醤油足す?」と聞くと「いらない!あれがいい、あれ!!」とまた自分で席を立ち、取ってきたのがハーブミックス

確かに、塩分の摂りすぎはよくないし、健康的だ。
でも、ハーブミックスって材料の下味とかに使うことが多くて、生であんまり食べないですよね。
生だとなんだか口の中でとげとげするし、香りもイマイチ。
そんなことは気にするそぶりも見せず、大量に振りかけて「うん、いける」と満足そうに食べていました。

 

とりあえず「握り飯」ではなく「冷やし中華」弁当を要求する息子

夏休み中、学童は毎日お弁当持参です。
普段から夫のお弁当は用意してはいますが、基本的に残飯を詰めているだけ。
食べづらいものもあるし、そっくりそのまま息子のお弁当にも同じものを詰めればいいというわけにもいかず、いつもより少し時間をかけてお弁当作りをしています。

おにぎりと、お肉・お魚のおかずが1~2種類、野菜が2~3種類、果物、冷却材を兼ねた凍らせたゼリー。
パターンは決まってきますが、頑張ってるよママ!
なんなら、おにぎりだけでもいいところじゃない!?

と思っていたところ、息子から「キュウリとかハムとかが乗った、汁をかけて食べるやつを持っていきたい」と言われました。
友達が持ってきていたという冷やし中華。

メンドクサイ。
キュウリを細く切るのがメンドクサイ。
卵を薄く焼いて細く切るのがメンドクサイ。
夫弁当と完全に全く1つもおかずがかぶらないのがメンドクサイ。

でも、息子の些細な希望を叶えてあげることが、日々のモチベーションにつながるのだ、奮起してと頑張りました。

中華麺は使い捨てのパックに入れて、いつものお弁当箱には上に乗せる具材を。
タレは市販のものがそのまま持ち運べて便利なので、それを利用しました。

やってみたら、そんなに大変じゃなかった…。
逆に、これが出来上がった後、夫の弁当を作るのがメンドクサイとは思ったけれど。

 

「シロップかけときゃいいや」じゃなく「ゼリーとスイカを添えて、シロップも2種類」な息子

ドウシシャのかき氷器をプレゼントされてから、相変わらず毎日かき氷を食べています。
氷を削ってシロップをかければいいだけ。
かき氷器も使いやすいので一瞬で用意できて楽ちんです。

3歳の娘は日々違うシロップを試して楽しんでいるのですが、食にオシャレを求める息子はそれでは足りず

冷蔵庫の中を覗いて、かき氷にトッピングできそうなものを探してきました。

かき氷を器の半分にだけ山みたいに高く盛って、その横にカルピスゼリー入れて、スイカを丸くしたやつ乗せて
シロップは、イチゴとメロン、半分ずつね

どこかのカフェで出てきそうなそれ、どこで知った!?

カルピスゼリーは毎日大量に作って冷蔵庫に常備しているのですが、たまたま今回は寒天の量を間違えてゆるゆるだったんです。
クラッシュゼリーのような食感で、かき氷に添えるにはちょうどいいわ。

 

メンドクサイ…と思って後ひと手間をかけることをしてきませんでしたが、やってみるとそんなに大変じゃないし、むしろ楽しかったりするし、新しい発見があります。
私に似ずオシャレにこだわる息子のおかげで、日々勉強です。

 

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