【検証】運動会。白組よりも赤組が勝つことが多いのは気のせいか。
週末、子どもの小学校の運動会がありました。
今年は息子の白組が優勝!
当初「どうせ今年も白組は負けるんだよ」と言ってた息子は大喜びでした。
実際に白組は優勝が少なかったらしい
息子が白組になって凹んでいた時、「白組が負けやすいのは単なるイメージでしょ!」と言っていたのですが。
得点発表の時に教頭先生が「白組221点。赤組201点。今年は久しぶりに白組の優勝です!」と言っていたり、それを聞いた後ろの保護者から「おお~珍しい!」と聞こえ洩れてきたり。
実際にうちの小学校では代々赤組が優勝することが多かったようです。
そういわれると白組より赤組のほうが強く思えてくる
全校的に白組の優勝が珍しがられるのを目にすると、確かに赤組の方が強く思える気がしてきました。
それは各組のメンバー構成が、とかいう細かな話ではなく、色のイメージによるものです。
(運動会というシーンにおいて)赤色が持つ効果
イメージ通りですが、赤色には活力を出したり、興奮させる効果があります。
リーダーシップや行動力の象徴でもある。
闘牛だけでなく、人のアドレナリンの分泌にもつながります。
他のどの色よりも興奮させる効果があるので、勝負事の運動会にはうってつけの色ですね。
(運動会というシーンにおいて)白が持つ効果
一方で白について、落ち着きとか冷静沈着なイメージで勝負事のイメージはありません。
調べてみると、清潔な印象、気分を一新する、軽さや柔らかさを表す、など。
あえて言うなら、赤組に点を越されても気を新たに頑張る、とかでしょうか。
大人の頭脳勝負などならともかく、小学生の運動会においては、あまりフィットしません。
色の特徴だけ比べると赤の方が勝負事には向いている色ではあるが…
運動会のような勝負事においては、明らかに赤の方が、目にすることで戦闘態勢モードになり、力が湧いてきそうです。
でも…ちょっと待って。
綱引きや騎馬戦において、いざ勝負!となったシーンを思い浮かべてみてください。
白組の子どもたちが見るものは、相手チーム赤組の帽子の色ですよね。
玉入れは自分たちのチームの色である白を見ますが、闘争心というよりコントロール力が必要な競技だと考えると、白色を見ている白組の方が有利な気がする。
赤色の恩恵を受けているのは、むしろ白組なのでは…!?
赤組・白組の色以上に、勝敗に影響するもの
先生が意識的に足の速い子や力の強い子を赤組に多く入れようとしない限り(そして、していないはずなので)、やっぱり赤組も白組も同等の1/2の確率で勝つんです。
ただ、”赤組がここ数年ずっと勝っていた”という事実が、「今年も絶対が赤組強いんだ。赤組が勝つぞ!」「どうせ今年も白組は負けるんだろうな」という雰囲気を作り上げていた影響はあるかな、と思います。
今年は白組が勝ったので、来年はどっちの組になっても子どもたちは同じくらい強い気持ちで勝ちにいくはず。
「白組ばっかり勝つんだよね」と赤組になった子がすねる日も来るかもしれません。
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