キャロブ(いなご豆)パウダーがあれば砂糖なしでも十分満足スイーツ!

41年生きてきても、まだまだ知らない食材があるんですね。
先日、キャロブ という食材に出会ってお菓子作りの幅が広がった話です。

キャロブとの出会い

キャロブを知ったのは、たまたまでした。
夫がノンカフェインの紅茶を買ってきた、と言って見せたのがベンガルスパイスという紅茶。

スパイスが入っているのでチャイっぽいんだろうな、と思って試したかったそうです。
私の分も入れてもらって飲んでみたら、甘い・・・!?
砂糖の甘味でもはちみつの甘味でもなく、今まで口にしたことのないタイプの甘味でした。
なにの甘さか気になって材料を見てみたけれど・・・、甘味料っぽいものはないぞ。

1つずつ材料を確認して、ROASTED CAROB(キャロブ)が甘さの元だとわかったのでした。

キャロブとは

私は聞いたこともなかったキャロブという食材。
日本名では「いなご豆」という、マメ科の植物だそうです。
果肉自体に甘みがあって、味はココアやチョコレートに似ていて、代替品としても使われるそうです。
代替品というと2番手、みたいなイメージですが、カルシウム・鉄分・食物繊維などを豊富に含んでいるパワーフードでもあります。
血糖値や肝機能の調整にもよく、ココアやチョコレートよりも脂質の量が少ないので、ダイエットにもいいですね。

キャロブがあれば砂糖は不要?

私は更年期障害の緩和のため、砂糖をなるべく控えなければならないのですが、スイーツを食べたくなる時ももちろんあります。
ベンガルスパイスの甘味で満足できるなら、砂糖なしでもキャロブがあればスイーツを作れるのでは・・・!?
ということで、さっそく試してみることに。
お菓子作りにはパウダー状に加工されたキャロブパウダーを使います


今まで知りませんでしたが、製菓材料として手軽な価格で購入できます。

キャロブケーキ(マフィン)のレシピ

材料

薄力粉 70グラム
キャロブパウダー 30グラム
アーモンドパウダー 25グラム
塩 少々
ベーキングパウダー 小さじ1

植物油 60グラム
卵 1つ
無糖ヨーグルト 40グラム
牛乳 40グラム

手順

1.粉類をすべてボウルにいれて泡だて器でぐるぐる混ぜる。
2.1に油と卵を入れて泡だて器で混ぜる。
3.2にヨーグルトと牛乳を入れて泡だて器で混ぜる。
4.型(マフィン型がおすすめ)に入れて170度のオーブンで30分程度焼く。

↓色はココアよりもかなり薄いです。

キャロブだけで十分に甘みが◎

通常のマフィンのレシピだと、砂糖を50~65グラムくらい入れるので、キャロブの甘味だけで大丈夫だろうか・・・と不安でしたが、焼いている途中から、香ばしいいい匂いが。


焼きあがって食べてみると、ほんのりとした甘さがあって、十分に満足できました。
後日、キャロブの量を倍の60グラムにしてみたら、さらに甘味が出ましたが、ちょっとえぐみ(カカオパウダーでも、いれすぎるとえぐいのと同様)が感じられたので、30~40グラムくらいがちょうどいいと思います。
スパイスっぽい独特の香りが少しあるので、もしかしたら好き嫌い分かれるかもしれませんが、いつもと違うお菓子を試してみたい方にはお勧めです。
ダイエット中でも背徳感なく食べられますよ!

↓少量から試せます。

↓ベンガルスパイスの紅茶もおすすめです。

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