超人見知りをしない息子に学ぶコミュニケーション術

息子は両親のどちらにも似ず、とても活発で友好的なコミュニケーションの取り方をします。
初対面の子に対しても、数年来の友達と変わらず、非常に近い距離で遊ぼうとします。

 

初対面から名前を呼び捨てにする息子

小学校の入学式の日、初めて会う友達も多い中で、「ねえ、名前なんていうの?」と名前を聞き出したらそこから早速呼び捨てで、「おい、〇〇、ボールで遊ぼ」という感じでした。

通っていた保育園は、みんながお互いに下の名前で呼び捨てにしあっていたこともあり、私はそれほど違和感はなかったのですが(スピード感の速さには驚きましたが)、小学校で仲良くなったママ友に「最初はびっくりした」と言われました。

そのママ友の子が通っていた保育園は、「〇〇くん、〇〇ちゃん」と敬称を付けて呼ぶ文化だったらしく、うちの息子がその子を呼び捨てにし、その子は息子をくん付けで呼んでいるのを見て、主従関係にあるように見えてしまったようです。
いじめまでとはいかずとも、最初からその関係でいいの!?と思ったと言われました。

 

育った環境や文化が違うと呼び捨ては誤解を招く可能性がある

1年生の1学期、学童からの帰りに息子が女の子のことを呼び捨てにした時に、その子のママがちょうど近くにいて「えっ!?呼び捨て?」とつぶやいているのを聞いたことがありました。
なので、女の子に対してはいきなり呼び捨てだとびっくりするから気を付けてね、と言ったことがありました。

でも男の子も同様に、こちらが何の他意もなくしていること、慣れていて何とも思っていないことも、文化が違うと変な誤解や心配を与えてしまう可能性があるんですね…。
他のコミュニティでの「普通」がどんなことなのか把握して対応を考慮するのは、小学校低学年男子にはまあ無理なのですが。

少し仲良くなれば、学童内でも今はみんながお互い呼び捨てだし、息子なりの仲良くなる方法が呼び捨てだとわかってもらえるのですが、第一印象が悪くなることは心配です。

 

先日室内遊び場に行った時も、ふと気づいたら知らない男の子と一緒にいて、「新しい友達ができたんだー」と言っていました。
礼儀の面で気を遣うことはありますが、名前とか年とか関係なく友達になれる能力がうらやましいです。
相手の反応を見て調整できれば、もっと最強のコミュニケーターになれるのに。

 

 

母は息子とは逆で、慎重に友好関係を築く派

息子とは正反対で、私は見た目がおとなしめに見えるらしく相手も遠慮がちだし、そして自分自身もどちらかというと控えめだったり警戒心が強かったりするので、友達と深く付き合うまでに時間がかかります

会社員の間は、会社で過ごす時間がほとんどだったのでママ友関係の構築にそれほど気を向けてこなかったのですが、個人事業主になれば必然的にママ友と会う機会が増えるだろう…ということで、今後はそっちにも気を遣っていかなければ

ということで、息子の若干強硬にも見えるコミュニケーション術を見習うことにしました。
いきなり呼び捨てはハードルが高いので(そもそも下の名前を知らなかったりするし)、掲げた目標は「ため口」で仲良くなることです。

 

敬語に慣れていると、ため口に切り替えるのは勇気がいる

社内の人間関係においては、敬語を使うことがが多いです。
どんなに仲が良くて一緒に過ごす時間が長くても、先輩であれば必ず敬語ですよね。

なので、年上のように見えるママ友に対してはもちろん、そうでなくとも何かにおいて自分より目上かもしれないと思ってしまい、ママ友にため口を使うことにずっと抵抗がありました
ため口で話しているママ友たちを見て、仲がよさそうでいいなと思ってもなかなか自分自身は切り替えづらく、私だけ敬語みたいな。

そんな感じだったのですが最近は、自分が変わらないと向こうも変わらないと思って、意図的に頑張ってため口に切り替えるようにしています。
「ため口にしませんか…?」と恐る恐る聞いてみると、「ぜひ!」とみんな答えてくれます。
私は敬語に慣れているので、ため口で話すには最初はすごく頭を使うんですが、ため口の方が得意な方が多い印象です(笑)。

 

ため口の方が早く深く仲良くなれる

ため口に切り替えると、圧倒的に明らかに、仲良くなるスピードが速くなります。
いろいろ突っ込んだ話もしやすく(相手を知る前にそうなることについては、いい悪いあるかもしれませんが)なります。

今は、ひとりひとりターゲットを定めながらため口への切り替え作戦を実行中。

息子の猪突猛進型のコミュニケーション術+自分の慎重さをうまく掛け合わせて、新しい人脈構築や人間関係の深めに努めたいと思います。

 

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