もう自分は関西人じゃなくなってしまったのかもしれない…と感じた大阪での違和感

東京在住、関西出身の私は年末年始、実家に帰省をしていました。

親に孫を会わせるという目的の他にもう1つ大切な目的が「エレファントカシマシ新春ライブ2019」

実家の両親に子どもを預けて行ってきました。

そして、大好きだったはずの大阪でいろんな違和感を覚えることになったのです。

 

心斎橋から淀屋橋あたりを歩くことに

場所は淀屋橋にあるフェスティバルホール

久しぶりだし大阪を楽しんでおいで、と言ってもらえたので早めに出たのですが…

物欲もなく、特に見たいものもなく、時間を持て余し…

難波からフェスティバルホールまで3駅分を歩くことにしました。

 

大阪の方が人口密度は高い!?

難波を出てから心斎橋方面に商店街を歩いたのですが、人の多さにびっくり

人間の数だけで比較したら東京の方が多いですが、

観光地や商業施設の人口密度で言うと、大阪の方が高いのではないかと感じるほど

人がたくさんでした。

狭い商店街に人がぎっしり!びっしり!!

少し坂になっているところで上から見ると、通路が隙間なく人で埋まっています。

隅田川の花火大会の行列に並んでいるような感じで商店街を歩きました。

一緒に行った夫は”人酔い”した…とホールに着いた時にはグッタリでした。

 

大阪の人は歩くのが意外とゆっくり!?

それで気づいたのが、大阪の人の方が歩くのがゆっくりだということ。

商店街なのでお店をちらちら見ながら、というのもあるかもしれないけれど、

駅構内でもいつものスピードで歩いているとすいすい追い抜きながら歩く感じになりました。

東京だと追い抜かれてばかりで、もっと脚力を鍛えなければと思っていたのに。

大阪の人はせっかちだと思っていたけれど、意外とゆっくり歩くんだなと気づきました。

 

大阪の人は思いたったらすぐ行動!?

東京だとどんな人混みを歩いても、人とぶつかったことはありません

でも、大阪だとかなりの頻度でぶつかりそうになったり、実際にぶつかったりしました。

それは歩くスピードの違いによるものではなく、想定外の動きをする人が多いから

人の波が押し寄せていても、今止まりたい、引き返したい、と思ったら即行動

横によけるとか、いいタイミングを見計らうということがないように見えました。

また、そういった人を待つことなく横にはみ出して追い越すから、

対抗している人並みにどんどん突っ込んでくる

自分がこうしたい!!と思ったら周りの動きがどうであれすぐに実行する人が多いのかも

そういうところも大阪の好きなところなのですが、

想定外の動きがあまりない東京に慣れてしまった私には

ちょっと驚くことが多かったです。

 

好きだったはずの大阪がなんだかしんどかった

少し前までは、真剣に関西に戻ることを検討していました。

実家の近くだとワーキングマザーとして子育てと仕事を両立する際に

両親の協力も得られるし、今後逆に両親の世話をする時も通いやすい。

そして何より、東京より関西の方が自分には合っていると思っていたから。

高校生までしか過ごさなかったけれど、大阪が好きだったから

ただ、今回大阪に行ってみて、なんだか違う…と感じてしまいました。

それまで感じていた心地よさがあまりなく、むしろ東京の方が過ごしやすいかも…と。

 

自分は関西人だという自負が…

自分は関西人だというのがなんだか誇りだったんですよね。

でも、大阪の街がなんだかしんどいと感じてしまった今回のことや、

「あんたの関西弁なんか変やわ」と言われるようになって久しいこと、

地元の友達と会った時のボケやツッコミの切れの良さに「すごいなー」と

客観的に感心してしまって自分が乗っかり切れないこと。

そんなことが重なって自分は関西人らしさを失ってしまったのかな、と感じてしまいました。

関西人だから、関東人だから、という切り分けをすることに

そもそも何の意味があるのかと言われると困るのですが。

東京での生活が、関西で過ごした時間よりも長くなって2年目。

色々と感じるところのある帰省でした。

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