整理整頓の秘訣は「ものに住所を与えてあげること」。そこへ、送り届けるのがしんどいんです。

TVや雑誌で主婦向けに常々情報発信されている断捨離と整理整頓は、私も人並みに実践しています。
断捨離は比較的簡単にできるんですが、整理整頓は…。
「ものに住所を与えてあげましょう。そうすれば、みんな戻っていきます。」とよくアドバイザーさんたちは言うんですけどね。

 

断捨離で時間節約&効率UP

「しばらく使っていなくて、今後使う予定が今のところないもの」はもちろん、「まだ新しいけれど使いにくいもの、使うのに気合いがいるもの」はすぐにサヨナラすることができます。

なぜなら、ものにあまり執着しないタイプなことに加えて、ワーキングマザーはとにかく時間がないから。

何かを探す時間がもったいない。
だから探す対象になりづらいものは減らして、確実に出番のあるものだけにしておく。
ものが少なければ、例え散乱した状態であっても探し出しやすくなります。

何かやるのにためらう時間がもったいない。
だから絶対にあった方が便利なもの、ないと困るものだけをそろえておく。

うまくいかなくてやりなおす時間がもったいない。
だからシンプルで使いやすいもののみそろえておく。

買わなきゃよかったと後悔する時間がもったいない。
だから活躍度・登場回数が高くて好きなものだけをそろえておく。

確実に役立つものだけをそろえておくことが何よりも時短になり、効率UPになると感じています。

 

散らかったものたち、みんな住所はあるんです

ただ、断捨離でものを減らしても、散らかることに変わりはないんですよね。
厳選された日常の生活に必要なものたちが、リビングの子ども用の机の上に集結してきます。

 

ここにいるものたち、みんな住所は決まっているんです。

色鉛筆とクレヨンは本棚の娘スペース。
鉛筆はリビングのペン立て。
鉛筆削り器は息子の勉強机。
セロテープは廊下の文房具置き場。
DVDはTV台の引き出しの中。
お絵かきのおもちゃと魔法のステッキはおもちゃ箱。
(緑の買い物籠の中には、いろんな種類の小物たちが集まってきているので、本来はこまごま仕訳けたいところ)
おりがみの作品は吟味をした上で、おもちゃ箱/保管/サヨナラ。

住所に戻してやる以外にも。
机の上に水性ペンで書かれた落書きは濡れ布巾で掃除。消えなかったらマニキュア落としで。
鉛筆削りを使ったことで机に全体的にこべりついた細かな鉛筆の粉は消しゴムで。

 

住所に戻すのが大変だし、必要性が疑わしい

みんな住所が決まっていて、戻し先はわかっている。
机の汚れの掃除の仕方もわかっている。

わかったうえで、そこから先の対応がしんどいですよね。
鉛筆削り器だけだったら20秒で、隣の部屋の息子の机の上に戻せるでしょう。
でも、その20秒をかけて戻さなきゃいけないものがいくつもある。
机の汚れを落とすにも、いろんな種類の汚れがあって、それぞれに必要な道具(雑巾やらマニキュア落としやら消しゴムやら)を持ってきて、使ったらそれらを洗って(消しカスは捨てて)、それらの道具自信もそれぞれの住所に戻してしなきゃいけない。

そして何よりも、それだけ時間と労力をかけて戻したものが、翌日には再度同じ形でこの机の上に集結している。

もう、住所ここでいいじゃん!と思ってしまうんです。
必要だからここに集結してるんでしょ!?

洗濯物もしかり

うちでは洗濯乾燥まで洗濯機に頼っています。
なので、朝やるべきことは、洗濯機から取り出す、4人分を分類する、たたむ、クローゼットに戻す、それだけ!

洗濯物を干して取り込む、というのがない分楽なんだとは思うんですけど、それ「だけ」とはなかなか思えないです。
当たり前なんですけど、毎日、やってもやっても同じ作業が10分~15分くらい発生します。

朝クローゼットに頑張って戻したものを、その日の夜や、次の日の朝には取りに行って、再び使ったりします。

戻す必要ある…?
もう、この取り出したものを置く場所が住所でよくない?
たたんだところで、どうせすぐに広げるんだよね?

 

住所の決め方が悪いんでしょうかね…

アドバイス通り、ものの住所は決めているんですけどね。
そこに戻すのが大変なんですよね。

住所を決めておくと、来客があるとかとにかくきれいにしなければ!という時には確かに片づけやすいです。
でも、毎日のことを考えると、結構しんどい。

 

 

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